LIFULLは11月30日、「24時(てっぺん)を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」を発表した。

同ランキングは、2022年9月~2023年8月に「LIFULL HOME'S」に掲載された40m2未満の賃貸物件のうち、新宿駅・東京駅・渋谷駅・池袋駅を起点として、平日24時以降に発車する電車で帰ることのできる駅から徒歩20分内の賃貸物件を対象に、管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出したもの。

  • 【新宿編】「24時を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」

    【新宿編】「24時を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」

新宿編では、1位「高尾(JR中央線)」(50,000円)、2位「座間(小田急小田原線)」、3位「西八王子(JR中央線)」「玉川学園前(小田急小田原線)」「北野(京王線)」(いずれも52,000円)という結果に。

1位の「高尾」は終点駅なので、飲み会で飲み過ぎても寝過ごすことはなく、始発駅でもあるので、翌日が二日酔いでも座って通勤できる可能性も高そう。トップ10には、JR中央線や小田急小田原線、京王線など、新宿の西側に延びる路線の駅がランクインした。

  • 【東京編】「24時を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」

    【東京編】「24時を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」

東京編のトップ5は、1位「二俣新町」(59,000円)、2位「蘇我」(61,000円)、3位「葛西臨海公園」「検見川浜」(ともに62,000円)、5位「市川塩浜」(63,000円)となり、JR京葉線が上位を独占。

2位の「蘇我」は終点駅なので寝過ごすこともなく、始発駅でもあるため東京への通勤がしやすい。また、JR内房線・JR外房線も利用可能なほか、2駅となりには「千葉駅」があるため、交通利便性が良さそう。

  • 【渋谷編】「24時を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」

    【渋谷編】「24時を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」

渋谷編の1位は東急東横線の「白楽」で、家賃相場は62,000円。渋谷へ約27分、横浜まで約5分と都心へのアクセスが便利な駅で、駅前には昔ながらの商店街があり、家賃相場と住みやすさのバランスが良い駅といえそう。

以下、2位「東白楽(東急東横線)」「田奈(東急田園都市線)」(67,000円)、4位「妙蓮寺(東急東横線)」(67,500円)、5位「青葉台(東急田園都市線)」(69,000円)と続き、6位には、横浜線・東急田園都市線・東急こどもの国線の3路線が使用可能な「長津田」(70,000円)が、9位には東急東横線・東急目黒線・グリーンライン・東急新横浜線の4路線が利用できる「日吉」(71,000円)がランクイン。渋谷編では、東急東横線と東急田園都市線がランキングを占め、ほとんどが神奈川県の駅となった。

  • 【池袋編】「24時を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」

    【池袋編】「24時を過ぎても電車で帰れる家賃が安い駅ランキング」

池袋編では、ランキングすべてが「東武東上線」の駅という結果に。1位は「鶴ケ島」「北坂戸」(48,000円)で、「鶴ケ島」は公共施設などがバランスよく配置されているベッドタウン。以下、3位「坂戸」(49,000円)、4位「新河岸」「東松山」(50,000円)という結果に。

そのほか、7位の「上福岡」(52,000円)はランクインした駅で最も池袋に近く、約30分でアクセス可能。9位の「若葉」(53,000円)は、駅から徒歩1分に映画館やスーパーなど58店が入るショッピングモール「ワカバウォーク」があり生活に便利な駅となっている。