アドバンスト・メディカル・ケアは10月30日、ILACY(アイラシイ)が実施した「フェムゾーンケア(デリケートゾーンケア)に関する調査」の結果を発表。今回はその中からフェムゾーンケアの実態についてまとめた。調査期間は9月1日~4日、調査対象は全国の15歳~69歳の女性、有効回答は1,000人。

  • 実際にフェムゾーンケアをしているか

同調査で、実際にフェムゾーンケアをしているか尋ねると、「している」は15.8%にとどまり、「していない」が84.2%を占めた。

フェムゾーンケアを始めた理由や目的については、1位「フェムゾーンのかゆみが気になった」(34.8%)、2位「フェムゾーンのニオイが気になった」(34.2%)、3位「フェムゾーンの黒ずみが気になった」(30.4%)と続いたほか、「加齢に向けた備え」(17.1%)、「肌質の改善」(14.6%)、「疾患の予防」(10.8%)も上位に入った。

  • フェムゾーンケアを始めた理由や目的

実際にフェムゾーンケアをしている人が持っているフェムゾーンケア用品の数は、「1個」(53.8%)が最も多く、平均は1.3個。週あたりの使用頻度については、「1回」が24.2%、「3回」が15.6%、「7回」が29.7%と回答が分かれ、平均は3.9回だった。

  • フェムゾーンケア用品を、どのくらい持っているか

次に、全員にフェムゾーンを洗うときに、どのようなものを使用しているか質問したところ、「フェムゾーン用ではないボディソープ」が74.3%に上り、「フェムゾーン用のボディソープ」はわずか9.8%となった。

  • フェムゾーンを洗うときに、どのようなものを使用しているか

また、「弱酸性のボディソープでもフェムゾーンには刺激が強過ぎるものがあること」を知っている割合は35.2%にとどまることがわかった。

  • 弱酸性のボディソープでもフェムゾーンには刺激が強過ぎるものがあることを知っているか