女優の菅野美穂が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(毎週木曜21:00~)第3話がきょう2日に放送される。

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    菅野美穂=テレビ朝日提供

■ゆりあ(菅野美穂)、夫の彼氏&彼女に同居を切り出す

今年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の同名コミック(講談社)を実写化する同作は、「タフで明るい“踏ん張る主婦”ヒロイン」の伊沢ゆりあ(菅野)が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を開始し、時にぶつかり合い、時に手を取り合い、意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、「血の繋がりを越えた“家族”の絆」を編み上げていくというストーリー。

第2話では、昏睡状態に陥った伊沢吾良(田中哲司)の本妻・伊沢ゆりあと、夫の“彼氏”・箭内稟久(鈴鹿央士)、さらには夫の“隠し子”!? 吾良を「パパ」と呼ぶ幼き姉妹、小山田まに(白山乃愛)と小山田みのん(田村海夏)、そして夫の“彼女”・小山田みちる(松岡茉優)が早くもそろい踏み。ラストシーンでは、ゆりあが稟久&みちるに向かって、3年を一区切りに同居しながら夫の自宅介護を手伝ってほしいと切り出した。

経済的に困窮しており、渡りに船とばかりに伊沢家に身を寄せることになったみちる親子。一方稟久は同居を断固拒否し続けるも、愛する吾良を介護するため、引き続き家に出入りすることに。稟久とみちるの仲は険悪なままで、ピリピリモードが続く。さらに吾良の母・伊沢節子(三田佳子)も自分の“孫”かもしれないまに&みのんには情が湧くも、のこのこと同居を始めたみちるに対しては懐疑的。介護にはノータッチなくせに、何かにつけて口は出しまくる吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)も、みちる親子に対してイラつきを抑えられない。

そんな中ゆりあに、自宅介護用の改装で世話になった若き便利屋で、前回窮地を救ってくれた伴優弥(木戸大聖)との間に、“恋の予感”が到来。今回ゆりあはワンオペ育児に奮闘する優弥に刺繍を教え始めることに。自分と同じ名前である息子・伴優里亜(佐藤大空)とも対面し、心がほぐれるゆりあだが……。

【編集部MEMO】第3話あらすじ
「お二人のここからの3年間を、私に預けていただきたい」――未だ昏睡状態にあり、回復の目途が立たない夫・伊沢吾良(田中哲司)の“彼氏”・箭内稟久(鈴鹿央士)と“彼女”・小山田みちる(松岡茉優)に向かって、3年を一区切りに同居しながら自宅介護を手伝ってほしいと切り出した主婦・伊沢ゆりあ(菅野美穂)。みちるへの敵対心をあらわにする稟久は断固拒否し、伊沢家への出入りを断念するが、別れのキスをした吾良が突然目を開け、涙を流した……心が揺らいだ稟久は、同居については一旦保留にするも引き続き介護のため伊沢家へ通うことに。一方経済的に困窮していたみちるは吾良の“隠し子(!?)”・小山田まに(白山乃愛)と小山田みのん(田村海夏)と共に、伊沢家で本格的な同居を開始する。ところが“新しい生活”は、想像以上にさまざまな感情がもつれ合っていくことに。そんな中、七転八倒な日々の中、ゆりあ自身の生活にも新たな変化が訪れる。