アイドルグループ・Snow Manの深澤辰哉が、テレビ朝日系新ドラマ『今日からヒットマン』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)のスピンオフ作品『今日からラブリーマン』(TELASAで11月配信スタート)でドラマ単独初主演を務めることが28日に明らかになった。

  • 『今日からラブリーマン』(C)むとうひろし/テレビ朝日・MMJ

■『今日からヒットマン』スピンオフ配信決定

同作は、むとうひろし氏によるガンアクション漫画を実写化するアクションコメディドラマ。ある日突然大事件に巻き込まれて伝説の殺し屋“二丁”の名を継ぐことになった平凡なサラリーマン・稲葉十吉(相葉雅紀)が、愛する家族を守るためにサラリーマンとヒットマンの二重生活を送り、家族にバレないように裏社会で奮闘する。そんな今作で深澤が演じているのが、十吉をたびたび困惑させるダメダメな部下・山本照久。スピンオフでは、山本を主人公にした妄想ラブコメディを届ける。

本編の第1話でも、自分の失敗を先輩の十吉になすり付けて、彼女とのデートを優先するやる気も責任感もないダメダメな部下ぶりを発揮した山本。そんな彼は、ひょんなことから出会う、十吉の相棒で、裏社会に生きる女性・ちなつ(山本舞香)にひと目惚れしてしまう。スピンオフ第1話では、山本が仕事そっちのけでちなつに告白するシミュレーションを妄想。上司の遠藤保 (勝村政信)からのさまざまなツッコミにもめげず、山本の「俺とちなつさんの恋愛シミュレーション」は頭の中でどんどん加速していく。

■深澤辰哉、スピンオフの先輩・阿部亮平に相談

『今日からヒットマン』で10年ぶりの地上波連ドラ出演を果たした深澤が、スピンオフでドラマ単独初主演。配信を知ったときの感想を「うれしかった」と回想し、「シンプルに、めちゃめちゃセリフの量が多い!」と驚いたと明かす。“スピンオフドラマの先輩”Snow Manの阿部亮平に相談したところ「とにかく覚えろ!」とアドバイスされたとニッコリ。「なかなかこういった経験もできないでしょうし、今回は本当に貴重な経験をさせていただいていると感じています。本編よりもコメディ要素が多いので、思いっきり振り切って、山本の違う面を見せられたら」と意気込んだ。そして「やらせていただくからにはもちろん全力だし、期待に応えて結果を出したいなっていう気持ちが一番です。本編を見ながらこのスピンオフドラマも見てもらうことによって、どちらもより楽しめると思うので、ぜひとも欠かさずチェックしてほしいです!!」と呼びかけた。

■深澤辰哉(山本照久 役)コメント

最初に僕が主演のスピンオフドラマが配信されると聞いた時は、うれしかったです!『今日からヒットマン』は、僕にとって約10年ぶりの地上波連続ドラマになるので、まずそこに参加させていただけるだけで光栄ですし、それにプラスしてスピンオフドラマ……やはり、うれしかったというのが、一番最初の感情でした。

初めて『今日からラブリーマン』の台本を読ませていただい際は、シンプルに「めちゃめちゃセリフの量が多い!」と思いました(笑)。これは大変だなと、素直に思いましたが、少し前にメンバーの阿部亮平が、スピンオフドラマ(金曜ナイトドラマ『NICE FLIGHT』のスピンオフドラマ『NICE CONTROL!』)をやっていたので、彼に相談したところ「とにかく覚えろ! それしかねぇ!!」と(笑)。セリフも多いですが、加えて本編の撮影もあって、時間がないところで撮っていくので、阿部ちゃんにもいろいろアドバイスをもらいながら撮影には取り組みました。セリフを覚えることはもちろん大変ですが、なかなかこういった経験もできないでしょうし、今回は本当に貴重な経験をさせていただいていると感じています。本編よりもコメディ要素が多いので、思いっきり振り切って、山本の違う面を見せられたらいいですね!

僕が演じる山本照久は、性格も中身も自分に近い要素があります。ですので、役作りをしないことが役作りと言いますか(笑)、自分に近いテンション感だったりとか、自分らしく演じられればと思っていました。とはいえ、深澤になりすぎないように、自分を出して演じやすい部分と、少し自分とは違う難しいアプローチの狭間にいる感覚で、役を演じています。

『今日からラブリーマン』の見どころは、やはり登場するキャラの濃さと、思わずクスッとさせるやりとりでしょうか。山本舞香さん、勝村政信さんとのシーンは、決められたセリフにアドリブを含め、すごく時間が伸びてしまうことも多くて、「これ、本当に綺麗にまとまるの?」と心配になります(笑)。そういった現場の良い空気感も、楽しんでもらえたらなと思います! また、山本と遠藤部長のシーンは本編でも多く見られると思うのですが、山本とちなつの組み合わせでいろいろと演技させていただくのは、『今日からラブリーマン』ならでは! 山本の妄想の世界の中で、ちなつとハチャメチャなやり取りが巻き起こりますので、山本のいろいろと変わる表情とともに、注目してください!

今回は、本当に自分にとっては貴重な経験をさせていただいて、やらせていただくからにはもちろん全力だし、期待に応えて結果を出したいなっていう気持ちが一番です。本編を見ながらこのスピンオフドラマも見てもらうことによって、どちらもより楽しめると思うので、ぜひとも欠かさずチェックしてほしいです!!

【編集部MEMO】あらすじ
食品会社「イージーフード」の営業部。山本照久(深澤辰哉)は何やらパソコンの前で考え込んでいた。上司の遠藤保(勝村政信)が、頼んでいた企画書を作成しているのだろうと近づくと、画面には「俺とちなつさんの恋愛シミュレーション」の文字が。先日、先輩社員の稲葉十吉(相葉雅紀)を訪ねて来社した、ちなつ(山本舞香)にひと目惚れしてしまった山本は、彼女に告白する際のシミュレーションを練っていたのだ。あきれる遠藤をよそに、どのように告白するのが一番カッコいいかを検討する山本だったが、彼の妄想は遠藤の考えのはるか先を行く内容で、急にチンピラとフラッシュモブ、そしてダンスが登場!? はたして遠藤は上司として、うつつを抜かす山本を無事に仕事に復帰させることはできるのか。そして、山本とちなつとの恋の行方は。