フルーツパーラーは洋菓子や飲み物が出る飲食店ですが、言葉の響きがクラシックでどこか昭和のノスタルジックな印象を与えますね。
東京だと銀座の資生堂パーラーが有名ですが、では札幌は? 実は由緒ある老舗のパーラーとして「雪印パーラー」があるのです。同店は公式サイトでは次のように説明。
北海道スイーツの老舗「雪印パーラー」札幌本店は昭和36年(1961年)に創業され、現在まで歴史を重ねてきました。その歴史は50年以上にもなり、創業56年を迎えた年に現在の場所に移転オープンとなりました。
そんな雪印パーラーですが、同店のあるメニューがSNSで話題となっていました。
雪印パーラーにミニパフェ付きランチがあるのを知りませんでした
パスタは鉄板で出てくるので最後まで熱々で食べられます
ミニパフェは、下からスポンジ、アイスクリーム、生クリーム、1番上の棒状の物は飴菓子です
(@kotton105910)より引用
投稿者は、札幌の街中の再開発を中心にさまざまな情報を発信する、しょーこ@札幌クリップさん。札幌市民であるしょーこさんも知らなかった情報です。
この投稿には、「札幌市民ですが知らなかったです! メインもパフェもおいしそうで迷いますね しかも雪印パーラーなのに、お値段抑え目 ステキな情報をありがとうございます 今度出かけてみます」「雪印パーラーは当院の近くなので、これは行きたい!!」と、同様に「札幌市民だけど知らなかった!」というコメントが幾つか寄せられていました。
また「だいぶ古い話ですが札幌に旅行に行ったらまず雪印パーラーでアイスクリームを食べましょう。と旅行ガイドに書いてありました」という読者もいて、老舗のパーラーならではのエピソードだと思います。
醸し出す雰囲気に歴史を感じる
創業56年ですから、やはり札幌市民にはなじみ深いお店なのでしょうか? 投稿したしょーこさんに尋ねてみました。
「最初の雪印パーラーは駅前通り(コンタクトオフビル)にありましたが、ビルの老朽化で解体され、2017年に一本裏通りの西3丁目通りに移転しました。駅前通りではなくてもコロナ禍を経て長い間営業できているのは、やはり地元ファンが多いからではないかと思います」
やはり市民から愛情と支持を得ているお店のようですね。そんな同店の特徴は何でしょうか?
「昔ながらの製法でおいしさは変わらず、北海道の生乳を使用したアイスクリームや生クリームは地元民が認めており、おいしいと分かっているので足蹴く通う方もいらっしゃるのでしょう」
やはり北海道と言えばミルク。そのおいしさを堪能できるようですね。ちなみに店内の様子も聞いたところ、自身が訪問した時の写真と合わせ、次のようにコメントしてくれています。
「移転しても店内は昭和な雰囲気があり趣がありますよ。たまたま店内にいた、老夫婦と思われるお客さんが、お店の空気感などと相まって変わらぬ時代を思わせ、気持ちがほっこりしました」
歴史あるお店ならではのエピソードではないでしょうか。札幌を観光する機会があれば、ぜひ立ち寄ってみたいですね。
雪印パーラーにミニパフェ付きランチがあるのを知りませんでした🥰
— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) October 19, 2023
パスタは鉄板で出てくるので最後まで熱々で食べられます😋
ミニパフェは、下からスポンジ、アイスクリーム、生クリーム、1番上の棒状の物は飴菓子です☺️ pic.twitter.com/T5geUpftMc