オムロン ヘルスケアは10月5日、「運動会」に関する調査結果を発表した。調査は9月15日~19日、幼稚園・保育園~小学校3年生までの子を持つ、運動会参加経験のある30代~50代の父親1,056人(各年代約350人)を対象に、インターネットで行われた。
調査によると、競技に出場したことがある父親は57%。50代(51.8%)であっても、2人に1人以上が競技に参加しているよう。
出場理由としては、「家族が喜ぶ顔を見たい」(49.0%)が最も多く、次いで「子どもの学校・園行事には積極的に参加したいから」(37.5%)、「学校・園の活動に参加したい」(31.1%)、「子どもや配偶者にかっこいいところを見せたい」(25.2%)と続き、家族の前ではりきってしまうという気持ちが浮き彫りに。
また、競技出場経験者602名に対し、競技中の転倒や負傷経験について聞くと、全体の11.6%が「転倒や負傷をしたことがある」と回答。特に、「転倒」(52.9%)や「すり傷、切り傷」(50%)が多かったほか、「打撲」(28.6%)や「肉離れ」(20.0%)も。転倒や負傷をした理由として思い当たることを教えてもらったところ、「想像していたほど身体が動かなかった」(70%)がダントツに多く、次いで「準備運動をしなかった」(41.4%)、「はりきりすぎた」(31.4%)と続いた。
さらに、転倒や負傷をした競技を聞いたところ、1位「リレー」(55.7%)、2位「障害物競走」(28.6%)、3位「徒競走」(27.1%)という結果に。「気持ちは前に進むつもりだが、思うように動かなかった」「カーブでバランスを崩して転んだ」「障害物を避けきれなかった」「スタートダッシュで盛大に転んだ」など、足がもつれて転んだ・バランスを崩したという回答が多く寄せられた。
次に、普段の運動習慣(1回30分以上)について教えてもらったところ、4割近くが「ほとんどしていない」(39.4%)ことが明らかに。運動習慣がない人に、理想の運動習慣を聞くと、「ほぼ毎日」(21.6%)、「週2~3回」(35.1%)、「週1回」(17.3%)など、週1回以上の運動習慣を理想とする父親は全体の約75%にのぼった。