小林製薬はこのほど、「性生活に関するプレッシャー調査」の結果を発表した。調査は9月13日~14日、全国の20代~60代の男女2,000名(男女各1,000名)を対象にインターネットで行われた。

  • 日常生活でどの程度プレッシャーを感じますか?

    日常生活でどの程度プレッシャーを感じますか?

調査によると、「性生活にプレッシャーを感じている」と回答した人の割合は34.4%。男女別にみても、ほぼ同様の割合に。

性生活のどのような場面でプレッシャーに感じるのかを聞いたところ、多い順に「行為中」(48.6%)、「行為前」(38.5%)、「行為後」(13.0%)という結果に。「行為中(適切なパフォーマンスを出せるかなど)にプレッシャーを感じる」と回答した人に、プレッシャーの内容を聞いたところ、「自分が、パートナーの期待するパフォーマンスを出せるか」が最多の59.3%。そのほか「自分が、自身で期待するパフォーマンスを出せるか」(30.4%)、「パートナーが、自分の期待するパフォーマンスを出してくれるか」(10.3%)と、自分自身に対してプレッシャーを「感じる」という回答合計が89.7%となり、男女別では、男性93.2%、女性85.1%と男性のほうが8.1ポイントも高い結果となった。

  • 性生活に関するプレッシャーの原因

    性生活に関するプレッシャーの原因

次に、自分の「パフォーマンス」にプレッシャーを感じると回答した人に、その原因について尋ねたところ、「加齢」(20.4%)や「メンタルの疲れ」(17.4%)が上位に。男女別でみると、男性1位は「加齢」(28.1%)、女性1位は「性欲がわかない」(24.2%)となり、男女ともに2位は「メンタルの疲れ」(男性15.8%、女性19.5%)だった。

また、「加齢」について性年代別でみると、男性の40~60代で特に高い割合に。男性の若い層では、「加齢」よりも、20代1位の「テクニックの不足」(22.0%)や、30代1位の「肉体的な疲れ」(23.7%)の影響が大きいことがわかった。

  • プレッシャーを感じるのに「対策していない」が合計51.9%と多数派

    プレッシャーを感じるのに「対策していない」が合計51.9%と多数派

次に、「自分のパフォーマンスにプレッシャーを感じる」と回答した人に、何か対策を行っているかを聞いたところ、「ドラッグストアなどで買える市販薬を使用」(14.0%)や「ストレス解消するなどしてメンタルを整える」(10.4%)といった回答が見られたが、半数以上の人が「適切な方法が分からず、対策はしていない」(26.1%)、「諦めて、対策はしていない」(25.8%)など、対策をしていないことがわかった。