フジテレビ系ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(10月9日スタート、毎週月曜21:00~)の主題歌を、デンマーク・コペンハーゲンを拠点に活動するシンガー・ソングライター、ミイナ・オカベが担当することが発表された。ドラマの主題歌を担当するのは、初めてとなる。
クリスマスイブに必死にもがく3人の主人公を優しく包み込み、そっと寄り添う歌声をドラマ制作サイドが探し求めていた際、白羽の矢が立ったのがミイナ。透明感あふれる優しい歌声と、北欧にルーツを持つナチュラルなたたずまいが印象的なミイナとの運命的な出会いをきっかけに、今回の主題歌プロジェクトは一気に加速した。
プロデュースはロンドン在住の小袋成彬に依頼し、ラップパートは日本のヒップホップシーンをけん引する新進気鋭のMC、Daichi Yamamotoが担当し、「Flashback feat. Daichi Yamamoto」(10月6日配信リリース)が誕生した。
ミイナはデンマーク人の父親と日本人の母親を持ち、コペンハーゲンを拠点に活動。2021年8月にデビューアルバム『Better Days』をリリースし、コペンハーゲンのベッドルームから書き上げられる、心地の良いドリーミーなポップソングが話題を呼んだ。アルバムの収録曲である「Every Second」を乗せたインスタグラムのリールは500万本以上作成され、ミイナ・オカべの楽曲はFacebookとインスタグラム上で、これまでに合計75億回を超える再生回数を記録しており、日本をはじめ世界中でトレンドとなった。
コメントは、以下の通り。
■ミイナ・オカベ コメント
「この度、月9の主題歌を担当させていただけることを大変光栄に思います。私にとって、このようなジャズ・スタイルの楽曲をリリースすること、そして他のアーティストとコラボレーションすることは、今回初めての経験でした。また、プロデューサーの小袋成彬さん、そしてDaichi Yamamotoさんとのレコーディングはとても楽しい時間でした。みなさんも『Flashback』をぜひ楽しんで聴いていただけたらうれしいです」
■Daichi Yamamoto コメント
「ミイナ・オカベさんも小袋成彬さんも好きなアーティストなので今回ご一緒出来て良かったです。ミイナさんの歌の緩急の付け方が繊細でグルーヴが有り勉強になりました。ビートもカッコよくて気に入ってます」
■小袋成彬 コメント
「日本以外にもルーツを持った人が集まったチームなので、新しい時代の始まりを感じる」
■二宮和也 コメント
「一曲の中に色んなシーンがあって、正にドラマのための…といいますか、楽曲を提供して頂きありがとうございます。この楽曲に見合うドラマにならねばとモチベーションも上げて頂き感謝しています」
■大沢たかお コメント
「ミイナ・オカベさんの、透き通っていて芯のある歌声に惹(ひ)き込まれました。素敵(すてき)な主題歌をありがとうございます。交差する3つの物語に、この楽曲がより深みを与えてくれるのではないかと思います。ぜひドラマ本編と一緒に楽曲をお楽しみください」
■中谷美紀 コメント
「即興で奏でられたというシンプルな音のトラックに、ミイナ・オカベさんの包容力のある歌声、そしてDaichi Yamamotoさんのラップが絡み合うジャジーヒップホップは、都会的なサウンドと心地よいグルーヴ感を携えていますね。横浜の街を舞台に描かれるドラマの世界観に無限の広がりを与えてくれるようなこの曲に酔いしれています」
■ドラマプロデューサー・成河広明氏(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント
「ドラマの世界観を表す主題歌に掲げたテーマは“女性ボーカル、男性ラップ、そしてジョン・コルトレーン”の3つ。理想を探し求め、ネット上でようやく辿り着いたのがミイナ・オカベさんの奥深い“声”。コペンハーゲンを拠点とするアーティストと知り、なんとか彼女にコンタクトを取ったのが協業の始まりでした。その後、ロンドン在住の小袋成彬さんの“音と旋律”に広がりを感じ、京都在住のDaichi Yamamotoさんの“リリック”に惹(ひ)かれ、別々の3都市に住む3人が繰り広げるセッションこそ、まさにクリスマスイブに起きた3つの物語を描く連続ドラマの主題歌にふさわしいと楽曲をお願いしました。距離を超え、多くのやりとりを行い、世界観を共有し、完成したのがこの『Flashback』。ドラマともども気に入っていただけたらうれしいです」