"冷凍ごはんはパサパサでおいしくない"と思っていませんか? そんなイメージを吹き飛ばす冷凍ごはん専用タッパーが100均にありました! 今回は、セリアの「ふっくらパックA」(110円)を紹介します。
「ふっくらパックA」のサイズは、約155mm×131mm×39mm。パーツは底とフタのほかに、ざるが中に入っています。
容量は約1膳分(約150g)。早速、炊いたごはんを容器にいれて、冷凍庫で凍らせてみます。ちなみに、今回は冷凍ですが、冷蔵庫での保存も可能です。
■解凍していきます!
では、冷凍ごはんを解凍していきましょう! 水を振りかけることが推奨されているので、カチカチに凍ったごはんの上に少量の水をさっとかけます。600Wのレンジで約3分、果たして”ふっくら”解凍することはできるのでしょうか?
3分後、フタを開けてみるとほかほかごはんのいい匂いがしました。ぱっと見たところ全体の色は均一になっていて、解凍ムラはないようです。
その後、茶碗に盛ってみてびっくり! ごはんがべちゃっとすることも固まっていることもなく、まさに"ふっくら"とした状態です! 容器から移す際、米粒が立っているように感じます。
この容器のポイントは「ざる」にあり。ざるがあることで、蒸らすようにあたためられるのでふっくらとした仕上がりになるようです。また、ごはんを浮かすことで余分な水分を逃がし、べちゃべちゃになるのも防いでくれます。
■冷凍ごはんを食べ比べてみた
さて、気になるのはそのお味。「ふっくらパックA」とともに「ラップver.」や「通常のタッパーver.」も用意して、解凍ごはんを食べ比べてみます。
まず、ラップ・タッパー保存のごはんは……可もなく不可もなく「まぁこんなもんだよね」といった感想。日頃この方法で保存していることもあり、食べ慣れた味です。
次に、「ふっくらパックA」で解凍したごはんを食べてみたところ、「あ、甘い!」と思わず声が出ました。口にいれると、炊き立てのごはんと同じぐらいふわっとしているのが印象的。
このあと、ふたたびラップとタッパー保存のごはんをそれぞれ食べてみると、多少のパサパサ食感、無機質な味わいをより感じてしまいちょっぴり切ない気分に。保存容器を変えただけなのに、こんなにも違うなんてびっくりです。
■複数あっても困りません
"もうラップやタッパーの冷凍ごはんには戻れない!"と思った筆者は後日セリアへ向かい、同アイテムを追加購入。
薄型なので冷凍庫でスッキリ収納できるのもうれしいポイントです。ただし、フタはカチッとしまるタイプではないので、立てて収納するときはゴムでとめたり、カゴにいれたりするようにしましょう。
余ったごはんを保存する際は、あなたも「ふっくらパックA」を試してみてはいかがでしょう。