元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也氏が7日、YouTubeチャンネル『野球いっかん!』で公開された動画「村上選手失策1位の理由。ショートから変わるサード守備の難しさ。中日近藤投手の10失点で思う事。」に出演。ヤクルト・村上宗隆の守備について話した。
■宮本慎也氏、サードの守備を解説
5日の巨人戦で今季20個目の失策を記録するなど、守備で精彩を欠く村上。宮本氏は「この間もスローイングがね……。まあ手先だけで投げちゃうから、しょうがないんだけど」と話しつつ、「守備をもう一回頑張ってやって、そうするとバッティングにもいい影響出てくるかもしれない」と予想する。
また、他チームもサードのエラーが目立つとチャンネルスタッフが指摘すると、宮本氏は「守備もそうだけど、送球エラーがちょっとあるんじゃないかな。サードって意外と足が止まるんで、捕球して。結構強い打球も多い。結構距離あるんですよ。みんな『ショートが』って言うんですけど、ショートは足を使って投げることが多いので、遠いんですけど、そこまで距離を感じない」と解説。そして、「僕も最初経験したとき、『あ、意外と遠いな』って思ったのを覚えています」と打ち明ける。
なお、将来的なメジャー移籍も期待されている村上だが、宮本氏はこの点についても「(守備面を考慮してファーストになると、メジャー移籍時には)外野になっちゃいますよね。だから、サードでメジャーって思うなら、もうちょっと守備を頑張らないとダメですね」と持論を述べていた。