元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が5日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』で公開された動画「古田・矢野が語る配球論&解説者が中継で言えない“本音”とは?【キャッチャーズバイブル】」に出演。中嶋聡氏の強肩ぶりを絶賛した。

古田敦也氏

■中嶋聡氏の送球は「140キロぐらい出てたかも」

矢野燿大氏が、中村武志氏について「僕が偉そうに言うのもアレなんですけど、普段のキャッチングはうまくない。ただスローイングのときは落とさない」「めちゃくちゃいい球投げるんですよ。『これがプロか!』っていう」と送球を絶賛すると、古田氏は「中嶋はドカーン!」と、中嶋氏の二塁への送球に言及。そして、「ちょっと時間あるけど、その代わりに上からバチーン。投げてる球が140キロぐらい出てたかもしれない」と自身の印象を振り返る。

さらに、「普通、キャッチャーがセカンドに投げるのに、みんな『(キャッチャーは)肩強い』っていうのに、120キロぐらいしか出てないこともある。僕らでも『1球思いっきり投げろ』って言われたら140キロぐらい出るかもしれないけど」と他キャッチャーの送球に触れた上で、「中嶋だけはちょっと時間を持ってギュン! バーン!って」と、擬音を交えつつ、中嶋氏の強肩ぶりを回顧。矢野氏も「あの肩の強さは異常でしたね」と同意していた。