バレーボール男子日本代表の石川祐希選手、西田有志選手、高橋藍選手が3日、東京・渋谷のMIYASHITA PARKで行われた『FIVB パリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』(16日開幕、フジテレビ系で独占中継)の開幕直前イベントに登場し、前日に男子バスケットボール日本代表が48年ぶりに五輪自力出場を決めたことに、刺激を受けたことを語った。

  • (左から)西田有志選手、石川祐希選手、高橋藍選手

    (左から)西田有志選手、石川祐希選手、高橋藍選手

富樫勇樹選手と交流があるという西田選手は「ものすごく緊張感がある中での試合だったと思うんですけど、ああやって結果を残すっていうところにはすごく感動しましたし、同じスポーツ選手として、“次、自分たちの番だ”っていう気持ちにすごく引き締まりました」とのこと。冨樫選手に“おめでとうございます”とお祝いのメッセージを送ると、“ありがとうございます”と返信があったことを明かした。

高橋選手は、同い年の河村勇輝選手と対談したことをきっかけに、連絡を取り合う仲だそうで、「バスケの試合があるたびに『今日の試合頑張って』と送りましたし、自分たちもアジア選手権があったので、そのことについて聞かれたりもしてたので、お互い本当に刺激を受けながら、バレーボール・バスケットボールしてますし、同い年というところで、今回のパリオリンピック出場決定ところで『おめでとう』と連絡もしたので、お互いが刺激し合って、良い関係性でできてるのかなと思いますね」という。

石川選手も、前日のバスケを観戦していたといい、試合後の渡邊雄太選手の涙を見て、「それだけの思いだったり、覚悟だったり、苦しみもたくさんあったと思いますけど、それが結果に表れて、僕自身もうれしく思いましたし、やっぱりそれだけ懸けなければオリンピック出場の切符を取るのは難しいのかなと改めて感じたので、僕たちもバスケットの選手と同じ、それ以上にこのオリンピックに対する気持ちはみんな覚悟を持ってやっているので、バスケットの選手たちが素晴らしい試合をして刺激をもらって感動させてもらって、次は本当に僕たちの番だなというふうに思います」と、受け止めたことを語った。

また、同じ日本でのホーム開催だったバスケの強力な応援を見て、高橋選手は「やはり日本の方々の前でやると、言葉も分かりますし、すごく応援されてるんだなっていうところを肌で感じることができるので、自国開催でならではの、僕たちの力になる部分なのかなと思います」と話し、“応援の力”に期待を示した。

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