テレビ朝日系教養番組『池上彰のニュースそうだったのか!! 特別編~意外と知らない地震のこと』がきょう1日(20:00~)に放送される。

  • 『池上彰のニュースそうだったのか!! 特別編~意外と知らない地震のこと』=テレビ朝日提供

■関東大震災から100年、池上彰が「地震」を基礎から徹底解説

きょう9月1日は、1923年に発生した関東大震災からちょうど100年。番組では、この節目の日に改めて知っておくべき「地震」のことを、池上彰が基礎から徹底解説していく。関東大震災とはどんな地震だったのか。震災をきっかけに日本はどう変わってきたのか。そもそもなぜ日本には地震が多いのか。基礎の基礎から詳しく説明していくほか、時間の経過とともに変わってきた地震や防災に関する知識を最新のものにアップデート。スタジオでは、伊集院光や菊池桃子、井戸田潤(スピードワゴン)、チャンカワイ(Wエンジン)、シュウペイ(ぺこぱ)、秋元真夏が学ぶ。

日本で「大震災」と名前がついているのは、「関東大震災」「阪神・淡路大震災」、そして「東日本大震災」の3つ。この中でいちばん被害が大きかったのが関東大震災だといい、その経済損失は当時の国家予算の約4倍、さらに犠牲者の数は東日本大震災の約5倍だったそう。一体どれほどの地震だったのか、そして大きな被害を生んだ要因は何だったのか。池上は、実はそこに3つの不運が重なったからだと話す。当時の映像とともに、その事実を知った菊池は「怖かったでしょうね……」と衝撃を受け、スタジオからは「うわうわうわ!」と言葉にならない声も。

実は世界で起こる地震のうち、約10%は日本周辺で発生しているという。なぜ日本はこんなに地震が多いのか。地震はプレートの境目でよく起きており、その境目が日本付近に多くあるからだということは知られているが、それに加えてある理由から日本は地震が多いそう。池上は、そんなプレートが原因の「プレート堺界型地震」のメカニズムを解説するほか、プレート境目ではなく内陸部にできる断層が原因で起こる「内陸型地震」も解説。他にも、知っているようで説明できない「震度」と「マグニチュード」の違いなど、地震に関するあらゆる知識を学んでいくほか、もしも今地震が起きた時のために知っておきたい、イマドキの地震対策の取り組みも紹介していく。

近い将来日本で必ず起きると言われているのが、「首都直下地震」と「南海トラフ巨大地震」。発生する確率はどのくらいなのか。また、起きてしまったら日本の被害はどのくらいになってしまうのか。そもそも「首都直下地震」の「首都」とはどこなのかを問われた秋元は、「東京だと思っていました……」と戸惑う。