JTは、加熱式たばこにおける新ブランド「with(ウィズ)」を立ち上げ、新デバイスとなる「ウィズ2」を今夏より発売。カラーはブラックとホワイトの2種類で、価格は1,980円となる。
「ウィズ2」の最大の特徴は、リキッドからベイパー(蒸気)を発生させてたばこを楽しむ独自の技術「インフューズドテクノロジー」の搭載。ほかの加熱式たばことは異なり、たばこ葉を直接加熱しないため、においが少なく、クリアな味わいを楽しめるほか、吸った瞬間に蒸気が発生するため、加熱待ち時間ゼロを実現している。
新ブランドの立ち上げとともに登場した新デバイス「ウイズ 2」を、同商品の発売に合わせて販売終了となった「プルーム・テック・プラス・ウィズ」と比較すると、サイズ感は非常に似ており、従来モデルの愛用者も違和感なく使用できそう。
製品名 | プルーム・テック・プラス・ウィズ | ウィズ2 |
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サイズ | 高さ約78mm×横幅約40mm×奥行き約18mm | 高さ約74mm×横幅約42mm×奥行き約19mm |
重量 | 約37g | 約43g |
「ウィズ2 スターターキット」には、デバイス、ACアダプター、USB Type-Cケーブルのほか、これまでの「プルーム・テック」シリーズでは別売りだった「マウスピース」があらかじめ同梱されている点も注目したい。
実際の使用方法も「プルーム・テック・プラス・ウィズ」とほとんど同じだが、ところどころ変更になっている部分もあり、特に大きな変更点は、リキッドの入ったカートリッジを本体底面から挿入するところとなっている。
たばこカプセルを本体に挿して利用するのもまったく同じ。アクションボタンを2秒以内に3回押すだけで、使用可能状態になる。逆に、使用中断する場合は、アクションボタンを3回押すとロック状態になる。
そして、「ウィズ2」最大の特徴とも言えるのが「Dual」モードの搭載。加熱モードを「HIGH」と「NORMAL」に切り替えることで、吸いごたえに変化をもたらすことができる。
「HIGH」モードは、デバイスの吸い口内部に搭載されたヒーティング機構で、たばこベイパーをさらに温め、吸いごたえを高める。一方の「NORMAL」モードは、「プルーム・テック・プラス・ウィズ」と同等の吸いごたえとなっており、これまでやや物足りなさを感じていた人にとってはうれしい機能と言えそう。
なお、「HIGH」モードの場合はたばこカプセル1本あたり約30パフ、「NORMAL」モードの場合は約50パフとなるので、吸いごたえを求めるなら「HIGH」モード、長く楽しみたい人は「NORMAL」モードといった使い分けも可能。加熱モードはアクションボタンを長押しするだけで切り替えられるので、状況に応じて上手く使い分けたい。
なお、「HIGH」モードは、たばこカプセルも温められているほか、ベイパーの量も増えるため、従来よりも際立つフレーバーが楽しめるが、人によってはにおいが気になる人がいるかもしれない。においの少なさが魅力の「ウィズ2」だが、「HIGH」モードを利用する場合は、そのあたりも注意したい。
■たばこカプセルもリニューアル
「ウィズ2」で使用するたばこカプセルは、「プルーム・テック・プラス」および「プルーム・テック・プラス・ウィズ」と同じだが、新ブランド「ウィズ」の立ち上げにともない、パッケージリニューアルおよび新銘柄の追加が行われている。
そして、新たにラインナップに加わわるのが「メビウス・プレミアムゴールド・シルク・レギュラー・ウィズ用」。“シルキーたばこフレーバー”と銘打たれており、たばこのコクがウッディな香りと調和した“シルク”の名に相応しいきめ細かな味わいが特徴となっている。
実際の吸いごたえも非常に軽やかで、「HIGH」モードにしても、きめ細やかさは失われない。香ばしさも抑えめとなっているので、吸いごたえよりもスッキリとした吸い心地や風味を楽しみたい人におすすめのたばこカプセルと言えそうだ。
新デバイス「ウィズ2」は、2023年8月7日よりCLUB JTオンラインショップにて先行発売、9月5日より全国のコンビニエンスストアおよびたばこ販売店などで順次発売。また、たばこカプセル「メビウス・プレミアムゴールド・シルク・レギュラー・ウィズ用」は9月5日より発売予定となっている。