夏は可憐で美しい花があちこちで咲き誇ります。その可愛らしさに惹きつけられるのは私たち人間だけでなく、例えば“蜜”を求めて、多くの蜂なども集まってきます。

蜂が花に群がる様子はどこか微笑ましいものがありますが……あれっ、なんでしょう。見たことがないほど綺麗な蜂が……。

ラベンダーに見慣れない蜂? みたいの飛んでたんだけどあなた誰?
ブルーの綺麗な……ハチ???
(@_ayuminko_より引用)

  • (@_ayuminko_より引用)

ツイートの投稿主は「ayuminko(@_ayuminko_)」さん。写真に写っていたのは、綺麗なラベンダーに引き寄せられる……蜂??

  • (@_ayuminko_より引用)

ツイ主さんも「ラベンダーに見慣れない蜂? みたいの飛んでたんだけどあなた誰?ブルーの綺麗な……ハチ???」と不思議がっているように、確かに蜂ではありそうなのですが、こんなに美しい青と黒の縞模様柄の蜂は見たことがありません。

ツイートに寄せられたコメントによると「ナミルリモンハナバチ」という絶滅危惧種の珍しい蜂だそうで、「幸せを呼ぶ青い蜂」といわれ、“ブルービー”という愛称もついているんだそうです。

そんなに珍しい蜂だったとは、道理で見たことがなかったわけです。それにしても本当に綺麗……!!

この写真は大きな反響を呼び、ツイートは2.1万件のリツイート、8.7万件のいいねを獲得(8月3日時点)。数々のコメントも寄せられました。

「ナミルリモンハナバチという絶滅危惧種の昆虫でほぼ間違いないと思います。ただでさえ珍しいですが、近年全国的に数が減り、絶滅が心配されています。『見た者に幸運をもたらす』という都市伝説があり、この仲間のルリモンハナバチ属を追い求めている人もいるそうです」

「ル、ルリモンハナバチじゃないですか!? めっちゃレアだと聞いてます…」

「幸せを呼ぶ青い蜂さん レアな写真が見れて嬉しかったです! 有難うございます」

「幸せの青い鳥ならぬ、幸せの青い蜂なんですね! 」

「聞いたことあるけど初めて見ました 貴重な写真ありがとうございます」

ツイ主さんに聞いてみた

稀少なブルービーにSNSは大盛り上がりでしたが、この蜂を発見したときの状況などについて、ツイ主のayuminkoさんに話をお聞きしました。

ーー大きな蜂に遭遇した恐怖のようなものはなかったのでしょうか?

蜂はスズメバチでなければ蜂はあまり怖くないので恐怖は感じていませんでした。そもそも、蜂かどうかもハッキリしていませんでしたが、怖くはなかったです。

ーー発見できたのは、写真に写っている蜂一匹だったのでしょうか?

発見したのは写真の一匹だけです。

ーーこの蜂が「幸せを呼ぶ」とされている希少なナミルリモンハナバチだと分かったときのご感想をお聞かせいただけますか?

ルリモンハナバチだと名前を教えてもらって青い蜂がいるんだ! と驚きました。

『幸せを運んでくれる希少な蜂』と知って出会えただけではなくて、写真にもおさめられた事を嬉しく思いました。

ーー今回のツイートが大きな反響を生んでいるかと思います。率直なご感想などはございますか?

ツイートが反響が大きいのはちょっと怖くなりました(笑) でも私もですが、いることを知らない人も多く絶滅危惧種ということが分かって、見つけてもそっとしておいてもらえるきっかけになったらいいです。そして、写真を見た人に良いことがあるといいなと思います!


こんな美しく珍しい蜂、写真を見れただけでもなんだか幸せな気持ちになりますね♪