サンスターグループは、部分用の薬用しわ改善クリーム「エクイタンス リンクルアプローチEX」(8,800円)の9月発売に先立ち、新製品発表会を7月20日に都内で開催。当日は製品紹介に加え、表情筋研究家である間々田佳子氏による「表情筋トレーニング」も紹介された。
■「エクイタンス リンクルアプローチEX」とは?
9月に発売される「エクイタンス リンクルアプローチEX」は、30年以上にわたるサンスターのコラーゲン研究の知見を活かし、開発した薬用しわ改善クリーム。
本商品は、角層内で水分と反応することで約30倍に膨らみ、肌表面にふっくらとしたハリを与える「ふくらむヒアルロン酸(※1)」をはじめ、肌を引き締める「ハリ感ネット(※2)」、肌にうるおいを与えるという「コメヌカエキス」など6種類の高保湿成分を配合。また、シワ改善効果が期待できる「有効型ナイアシンアミド」も含み、深いシワにもアプローチをしていくという。
※1 ヒアルロン酸ナトリウム(2)
※2 グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体
また、口まわりに使用する製品とあって、フローラルウッディ調で落ち着いた香りと伸びの良いテクスチャーも印象的だ。
■素顔に自信が持てない女性に向けて
サンスターは、40〜70代の女性2,000人を対象に2022年12月に「口まわりのシワ意識調査」を実施。マスク生活が長引いたことで生じた変化として、「表情筋を使う機会が減った」(26.8%)、「素顔を見られることに抵抗感が出てきた」(23.0%)、「素顔に自信が持てなくなった」(22.9%)といった悩みがあげられた。
また、別の設問では目まわりや額・眉間など各部位にシワを施した顔を見比べて、"最も年齢が上に見える顔"を調査。すると、「口まわりにシワのある顔」が実年齢+17.6歳となり、ほかの部位と比べて最も老けて見えることが明らかに。
エクイタンスブランドマネージャーの水野藍子氏は、「マスクを外して、老けてみられたらどうしよう、がっかりされたらどうしようと戸惑うターゲットさんを解放してあげたいとの思いから生まれたのが『エクイタンス リンクルアプローチEX』です」と開発背景について語った。
■表情筋を鍛えて"見た目印象"をアップ
発表会では製品紹介のほか、表情筋研究家の間々田佳子氏よる「コアフェイストレーニング(間々田式顔筋トレ)」を実施した。
「(表情筋トレーニングは)顔を自力で修正し、動かして鍛えることで顔が変わっていくメソッドです」(間々田氏)
同氏は、口まわりの衰えには、スキンケアをしっかり行う外からのアプローチと、その皮膚を支えるため表情筋を鍛える内側からのアプローチが重要だと説明。
そこで実際に表情筋を鍛えるトレーニング法をレクチャーしてもらったので、ここでも紹介していこう。
「頬のVトレ」は、大頬骨筋を意識して行うトレーニング。口角の真上にある筋肉を動かすことで、素敵な笑顔をつくる・頬をあげる・見た目の印象をアップするといった効果が期待できるという。
【やり方】
1. 目を大きく見開き、上の歯8本を見せて笑う
2. 親指と人差し指を使い、エラの下から頬肉をすくい上げるように持ち上げて5秒キープ
3. 手を外してさらに5秒キープする
※笑顔をつくる際、口角をぎゅっと押し付けるのではなくふわっと横にスライドして上にあげるようにする
続いては、口まわりのたるみをとって引き締めたり、口の締まりをよくしたりするトレーニング「ウートレ」。口輪筋や頬筋を意識して動かすのがおすすめだという。
【やり方】
1. 両人差し指を頬にあて、唇をすぼめて前に突き出しキープ
2. 手を外してさらに5秒キープする
間々田氏によると、頬に力が入りづらいと感じたら表面の皮膚を動かすのではなく、内側の表情筋を指でおさえるイメージで行うと、力の入れどころが確認しやすいという。
筆者も実際にトレーニングをやってみると短時間で顔全体が温かくなり、口まわりに心地よい疲労感を感じるほどだった。
間々田氏は最後に「内・外からのダブルのアプローチによってさらに美しくなってほしいと思いますし、お肌の調子も整うと思います」と笑顔で締めくくった。
なお、「エクイタンス リンクルアプローチEX」は9月1日の発売に先立ち、8月1日〜同社のオンラインショップで先行予約を開始する。気になる方はチェックしてみてはいかがだろうか。