パイオニアは7月26日、「車載機器の音声案内に関する調査」の結果を発表した。調査は6月30日~7月2日、車を保有・運転する男女1,000名を対象にインターネットで行われた。
運転中に助手席から言われたら嬉しい言葉を教えてもらったところ、「車線変更や信号変更のアナウンス」(48.3%)が最も多く、「車線変更のタイミング」や「あとどのくらい渋滞が続くか」といった交通状況など、情報を共有して運転をサポートしてくれると嬉しいと感じる人が多いよう。
次いで「休憩を促す言葉」(33.6%)、「信頼や安心を伝える言葉」(32.6%)と続き、運転をサポートする声がけに加えて、ドライバーに対する気遣いも好まれていることが分かった。
次に、「車や車載機器において、操作を全て音声で完結できる機能が欲しいか?」と質問したところ、43.4%が「とても欲しい」「欲しい」と回答。カーナビやスマートフォンのナビアプリへの不満点を問う質問では、「運転中に操作できないこと」に対し、43.6%のドライバーが「不満」に感じていることが明らかに。安全性の観点から、走行中のカーナビ操作を制限している機種が多いため、音声で目的地設定などの操作ができる機種へのニーズが高まっているよう。
また、カーナビやスマートフォンのナビアプリへの不満については、「データがアップデートされておらず古い」(44.2%)、「設定されるルートの質が悪い」(44%)と感じているドライバーが多く、最新データへのアップデートや、目的地や交通状況などに応じた最適なルート提案機能へのニーズが高いことが明らかに。
最後に、運転中に音声案内をしてほしいと思う有名人を教えてもらったところ、1位「福山雅治さん」(25票)、2位「綾瀬はるかさん」(14票)、3位「有村架純さん」(11票)という結果に。また、87名が「声優」ボイスによる音声案内を求めていることがわかった。