キャリアデザインセンターは7月20日、転職サイト「女の転職type」が実施した「転職経験」についてのアンケート調査の結果を発表した。調査は6月20日〜7月3日、女性534人を対象に行われた。
まず、転職経験について尋ねたところ、「5回以上」が26.0%で最も多く、次いで「3回」が16.9%、「0回」が16.7%で続いた。平均は2.7回。
年代別で見てみると、20代は「なし」、30代は「3回」と「5回以上」、40代は「5回以上」が最も多く、年代が高くなるごとに転職回数が多くなる傾向が見られた。
初めて転職した年齢について聞いてみると、「20代前半」が47.7%で最多となり、次いで「20代後半」が26.7%、「30代前半」が10.4%となった。転職経験者の74.4%が20代で初めて転職している事が分かった。
初めて転職する際、職務経歴書を仕上げるのにどのくらいの時間がかかったかを尋ねてみた。すると、「30分〜1時間未満」(28.0%)、「1〜2時間未満」(27.7%)、「2〜3時間未満」(15.7%)が上位となった。平均は1.7時間。
転職経験がある人に、面接での失敗や後悔したことについて聞いたところ、「緊張してうまく話せなかった」が47.0%、「企業の下調べが不十分だった」が41.1%、「いい質問(逆質問)ができなかった」が30.1%で上位となった。「とくにない」に回答は16.9%にとどまっている。
今思えば、転職先を決める前にしておけばよかったことについては、1位は「他社ともっと比較すればよかった」(41.3%)、2位「待遇面をもっと確認すればよかった」(36.4%)、3位「仕事内容をもっと確認すればよかった」(36.0%)となった。「とくにない」は14.6%となっている。