バッグやラゲージの製造を手がけるエースラゲージは、東海道新幹線の車両N700系typeAの廃材を再利用した強化段ボール製テーブルとスツールを開発したと発表した。応援購入サービス「Makuake」で先行予約販売を開始している。
同社は今回、リサイクル可能で環境負荷が少ない強化ダンボールと、新幹線で実際に使われていた車両の一部を組み合わせた製品を開発。テーブルはN700系typeAの普通車に使用していた厚さ17mmのポリカーボネート製窓を天板に再利用した。本体は2層の強化段ボール製。テーブルとして使わなくなった場合、段ボールはリサイクルでき、天板はポスター・写真等を貼る額縁の代わりに再利用できるという。
スツールはN700系typeAの普通車のシートをクッションとして再利用した。スツールとして使用しなくなった場合も、座面だけを床置きクッションとして再利用できるという。
その他、新幹線の座席生地を再利用したコースターや、新幹線の座席カバーを再利用したテーブルランナーを制作した。いずれも「Makuake」にて8月30日まで先行予約販売を実施。11月下旬以降に一般販売も行う。