アデランスは、「髪のNG行動」についての調査結果を7月10日に発表した。調査は1月10日〜12日の期間、全国の20~60代の男女4888人(各都道府県104人ずつ)を対象にインターネットで行われた。

  • ついやってしまいがちな髪に悪影響を与えるNG行動について

まずはじめに、日々の生活の中でやってしまいがちな「髪に悪影響を与えるNG行動」について、代表的な10の項目に当てはまるかを調査。「当てはまる(+どちらかと言えば当てはまる)」と答えた人の割合が最も高かったのは「シャンプー後、タオルで髪を強くこすって水分を取る」(64.9%)だった。

次いで「ついつい頭皮を掻(か)いてしまう」(53.2%)、「偏った食生活をしている」(50.4%)が続き、いずれも約半数の2人に1人が「当てはまる」「どちらかと言えば当てはまる」と回答している。また、「シャンプーを泡立てずに使用する」(46.5%)も4割を超えており、シャンプーを泡立てる意識がない人が多いことも分かった。

  • ついやってしまいがちな髪に悪影響を与えるNG行動について(47都道府県別)

上位3項目について、47都道府県別に見てみると「シャンプー後、タオルで髪を強くこすって水分を取る」では、「宮崎県」が79.8%でトップとなり、約8割の人が該当する結果に。2位の「ついつい頭皮を掻いてしまう」では「宮城県」、「偏った食生活をしている」では「徳島県」がそれぞれトップとなっている。

この3項目について、5位以内にランクインしたエリアの傾向を見てみると、東北の県が多くランクインしていることが明らかになった。

  • 洗髪をする頻度

次に、洗髪をする頻度について尋ねたところ、全体で約75%の人が「1日に1回」と回答。次いで「2~3日に1回」と答えた人が一定数おり、全体で18.8%、女性だけを見ると20.3%と2割に上る結果となった。

  • 洗髪をする頻度(47都道府県別)

また、前述の質問について47都道府県別に回答を見ると、「1日1回」と回答した割合が最も高かったのは「宮崎県」で、全国の結果(75.9%)よりも約10%高い85.6%という結果に。次いで「岐阜県」(84.6%)、「山梨県」(83.7%)と続き、いずれも80%を超えた。