八芳園と、福岡市のFMラジオ局「コミュニティラジオ天神FM(コミてん)」を運営するコミュニティメディアパートナーズ福岡は7月12日、インバウンド誘致等に向けて、相互の連携を強化することを定めたパートナーシップ協定を締結した。

  • (左)コミュニティメディアパートナーズ福岡代表取締役・金山利治氏/(右)八芳園取締役社長・井上義則氏

これにより、それぞれの資源やノウハウを有効に活用し、協働で交流文化創造拠点の創出や地域資源の販路拡大に取り組み、地域活性化やインバウンド増加を目指すという。

協定内容に関しては、福岡を中心としたエリアの食材を使った商品プロデュース、地域文化の発信など8項目を制定。地方の文化を掘り起こし、各地を結ぶ「交流文化創造」を推進する。

同時に福岡市中央区の天神・大名エリアにおける大規模再開発計画「天神ビッグバン」をきっかけとした今後の国際交流都市計画を見据え、インバウンドを踏まえた福岡県や他地域との連携を通して観光産業の振興とMICE推進を図る。

  • (左)過去のイベントの様子(右)イメージ

具体的な取り組みの一つとして、これまで「MuSuBu」(東京都白金台)でプロデュースしてきた地方自治体と連携したポップアップ型ショールームを連動開催。第1弾として、7月19日~23日に「MuSuBu」と「コミてんカフェ」(福岡市)にて、8月2日~13日に「マツシゲート」(徳島県松茂町)にて、福島の桃を活用したポップアップイベントを開催する。