AlbaLinkは、7月7日、「老後の住まいに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、6月7日~6月8日の期間、全国の男女500人を対象にインターネットで実施されたもの。
はじめに、老後は持ち家と賃貸のどちらに住みたいか聞いたところ、「持ち家」と答えた人が70.8%で多数派となった。
続いて、老後は一戸建てと集合住宅のどちらに住みたいか尋ねたところ、「一戸建て」と答えた人が54.0%とやや優勢に。「持ち家か賃貸か」という選択ほどには、差が広がらなかった。
最後に、老後にどのような住宅に住みたいか回答してもらったところ、1位は「一戸建て」(243人)と圧倒的な結果に。理由としては、「家賃が払えなくなって追い出される心配がないから」、「ゆっくりと落ち着きたい」などのコメントがあがった。
以降、2位「サービス付き高齢者向け住宅」(58人)、3位「分譲マンション」(53人)、4位「通常の賃貸住宅」(52人)と続いた。
サービス付き高齢者向け住宅を選んだ人は、「家族に迷惑をかけずに日常生活を過ごせると思うから」「一人暮らしなので定期的に安否確認が行われるところに住みたい」との意見が寄せられた。
そのほか、分譲マンションを選んだ人は「マンションだとセキュリティなどがしっかりしていると思うから」「家賃を気にせず、管理が簡単だから」、通常の賃貸住宅を選んだ人は「持ち家を子どもに渡すのが申し訳ない」「賃貸なら立地のいいところに住めそう」などのコメントが集まった。
また「一戸建てと集合住宅なら、一戸建てに住みたい」と答えた人の中にも、「最終的にはサービス付き高齢者向け住宅に入りたい」と答えた人がいた。