レシピを考えたり、下ごしらえをしたりと、毎日の料理はなにかと手間がかかるもの。なかでも私が億劫だと感じるのが、野菜のみじん切り。時間がかかるし、キッチンが汚れるし、なにかとストレスを感じるんですよね。

そんなときに、出会ったダイソーの「ハンドル野菜カッター」。安いからととりあえず購入してみたものの、これが期待以上の商品だったので、今回紹介したいと思います。

  • ハンドル野菜カッター(330円)

    ハンドル野菜カッター(330円)

ハンドル野菜カッターとは?

ハンドル野菜カッターは、ハンドルを引っ張ると刃が回転し、材料を刻んでくれる商品。

「みじん切り器」「フードチョッパー」と呼ばれているものと同じ仕組みで、電池や充電なしに、手の力だけでみじん切りをすることができます。

  • ほどよくコンパクトなサイズ感

    ほどよくコンパクトなサイズ感

本体サイズは12.5cm×9cmと、ほどよくコンパクト。またポリスチレン製なのでとても軽く、片手で簡単に持ち運びができます。

パーツごとに解体すると、こんな感じ。

  • 左:ボウル、真ん中:みじん切りカッター、右フタ

    左:ボウル、真ん中:みじん切りカッター、右フタ

ボウル・みじん切りカッター・フタで構成されています。

ボウルは70度までの耐熱性能があるので、熱いものを入れても◎! また、ボウルの底には滑り止めがついているので、使用する際にツルツルと滑らないのも嬉しいポイントです。

みじん切りの仕上がりを検証

それではさっそくみじん切りをしていきましょう! 今回は、タルタルソースに使う玉ねぎのみじん切りをしていきます。

まずボウルの突起に、みじん切りカッターをセットします。

  • 左:ボウルにみじん切りカッターをセット

    ボウルにみじん切りカッターをセット

カッターは刃が鋭いので、セットする際は必ず白い棒の部分を持つようにしてくださいね。

次に野菜をボウルの半分あたりまで入れます。このとき、野菜をそのまま入れると、刃が回らない可能性があるので、ある程度小さく切っておきましょう。

  • 大体ボウルの半分を超えないぐらいまで、野菜を入れる

    大体ボウルの半分を超えないぐらいまで、野菜を入れる

ボウルに野菜を入れたら、フタをセットして準備完了!

  • 遠心力でまわるので、野菜は詰めすぎないように

    遠心力でまわるので、野菜は詰めすぎないように

本体を押さえながら茶色のハンドルを引き、みじん切りにしていきます。

  • 初めはハンドルが少し重いが、だんだんと軽くなってくる

ハンドルを引っ張ってもどす動作を繰り返すたび、中の野菜が刻まれていくので、ちょうどいい細かさになるまで、その動作を繰り返していきましょう。

はじめはハンドルが少し重たく感じますが、刻まれていくと同時に、軽い力でハンドルを引けるようになります。

ちなみに、合間合間でフタを抑えながら、本体を上下に振るのもおすすめ。

  • フタをおさえて、中の野菜が動くように本体を振る

    フタをおさえて、中の野菜が動くように本体を振る

外側の野菜が中心に動くので、均一なみじん切りに仕上げることができます!

ボウルを見て、「ちょうどいい細かさになったかも」と思ったら、ハンドルを引くのをやめます。私は、ペースト状になる一歩手前の状態でストップしました。

  • ボウルの外からみじん切り具合を確認する

    ボウルの外からみじん切り具合を確認する

フタを開けて、中を確認すると……

  • かなり細かいみじん切りが完成

    かなり細かいみじん切りが完成

理想のみじん切りになっていました! 時間としてはほんの15秒ほどで、「これまでの労力はなんだったんだ……」というぐらいの時短ぶり。

またみじん切り後は、ボウルに材料を入れることでそのまま調理ができたり、野菜をこぼすことなく鍋や容器に移すことができるので、洗い物やキッチンの掃除が減るという面でもとてもいいなと感じました。

まとめ

330円という安さだったため、使用前は「荒い仕上がりになったらどうしよう」という不安がありましたが、実際に使ってみるとこれといった不満点はなく、理想の細かいみじん切りに簡単に仕上げることができました!

耐久性はわかりませんが、千円〜数千円で売っている「フードチョッパー」に比べると、とてもコスパの良い買い物ではないでしょうか。

少しでも家事の負担や料理の手間を減らしたいは、ぜひ一度こちらの商品を試してみてはいかがでしょう。きっと使い勝手と仕上がりにびっくりするはずです!