日本銀行は、新しい日本銀行券について、2024年7月前半を目途に発行を開始することを6月28日に発表した。具体的な発行開始日は準備が整い次第、公表するとのこと。
日本銀行の公式Twitter(@Bank_of_Japan_j)にも新デザインが投稿され、多くの反響が寄せられている。
新一万円券は表の肖像が実業家の渋沢栄一、裏が東京駅(丸の内駅舎)、新五千円券は現・津田塾大学の創設者であり女子教育家の津田梅子、裏はフジ(藤)、新千円券は「近代日本医学の父」として知られる北里柴三郎、裏は葛飾北斎による富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」となる。
新しい銀行券は新たな偽造防止対策として「高精細すき入れ(すかし)」や一万円券・五千円券には「最先端技術を用いたホログラム」を、またユニバーサルデザインなど新しい仕様が追加されている。なお、現在流通している日本銀行券は、新しい日本銀行券の発行が開始された後においても、引き続き通用する。
新しい日本銀行券です。2024年7月前半にお目見えします。どうぞ宜しくお願いします。https://t.co/ETWKeSende pic.twitter.com/SoyeVi6tH1
— 日本銀行 (@Bank_of_Japan_j) June 28, 2023