人気SF作品「攻殻機動隊」の世界に迷い込んでしまったかのような、サイバーパンクすぎる夜景写真がTwitterで人気を博しています。これは絶対にタチコマ走ってる。

  • (@haruhara_kunより引用)

写真を投稿したのは、写真家のはるはら(@haruhara_kun)さん。愛知県にある施設「ミッドランドスクエア」の展望台・「スカイプロムナード」から、名古屋の夜の街を見下ろすようにして撮影しました。

冷たく光る写真のトーンがなんとも幻想的で、電子回路のような光の粒が、遠い未来のサイバーシティーを見るかのようです。

投稿には、「これは素敵すぎる」「凄いね」と称賛の声や、「めっちゃ攻殻!!」「ここで少佐のコスプレしたいわ」「窓の外を素子さんが降りていきそう」と、「攻殻機動隊」を連想する人も多くいました。

編集部では、はるはらさんを取材しました。

位置や角度を細かく調整して…

――撮影の際にこだわったポイントを教えてください

撮影を行ったのは2019年の9月です。当時は定期的にミストが出てくる演出があったので、下のフロアがミストにつつまれるタイミングを狙って撮影しました。

この場所は後ろの壁や通路の照明が定期的に光るのもあって、ガラスにビル内のものが映り込んでしまいます。位置や角度を細かく調整したり、自分の身体で光をさえぎってガラスに映らないようにしたりなど、工夫しながら撮影しました。

――多くの反響がよせられています

今までにないくらい多くの方に見て頂いて驚きました。何よりコメントや引用で攻殻機動隊を懐かしむ声がとても多くて、自分も本当に大好きな作品なのでそれがすごく嬉しかったです。

そんなふうに長く愛されるような素敵な作品の世界観を、少しでも感じられるような写真をこれからも撮っていけたらいいなと思いました。


この夜景をバックに光学迷彩でビュイ―ンと姿を消してみたくなる写真でしたね。なお、はるはらさんは、インスタグラムでもおしゃれで幻想的な作品を多数発表しています。