IBJは6月22日、「節約」に関する調査結果を発表した。調査は3月6日~15日、IBJネットワークで活動する男女1,539人(男性945人、女性594人)を対象にインターネットで行われた。
“節約”する恋人に対する印象をうかがったところ、男性93.8%、女性74.2%が「印象が良い」と回答。特に“好印象”な節約項目は、男女ともに「食費」で、特に男性は女性よりも12ポイント高い結果に。そのほか「衣料費」「固定費」「趣味・娯楽費」が上位となった一方、「美容費」「自己研鑽費」は男女共に1~2割にとどまり、婚活者にとって“内面”と“外見”に関わる自分磨きに関しては節約をしてほしくないと思っていることがわかった。
また、“悪印象”な節約項目では、男女共に「デート費」と「食費」がボリュームゾーンに。特に女性は7割以上を占め、デート中の食事は男女共に“節約”することに抵抗があるよう。また、男性は「食費」に次いで「美容費」(39.3%)、「衣料費」(33.9%)が高い割合となり、“見た目”にも気を遣ってほしいと考えている人が多い傾向に。
最後に、“倹約家”と“ケチ”の違いについて自由回答で答えてもらったところ、「常に節約思考なのがケチ、中身を選ぶのが倹約家」「相手のためを思っているかどうか」「人のためにはお金を使える人と自分のためだけにお金を使う人」「倹約家は投資と浪費を認識しており、お金の使い方を工夫しているが、ケチは何に対してもお金を使うことを惜しむ」といった意見があがった。