Sasuke Financial Lab「コのほけん!」は6月7日、「40歳会社員の介護保険制度に対する意識調査」の結果を発表した。調査は5月18日〜19日、2024年の介護保険制度見直しを認知している40歳の会社員105名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、2024年に行われる"介護保険制度の見直し"に対して、56.2%の男性が「とても不安を感じている」と回答。「やや不安を感じている」(26.7%)も合わせると、実に8割を超え、特に不安に感じることとしては、「介護保険料の増額」(73.6%)、「利用者負担額の引き上げ」(65.5%)、「介護保険料支払い開始年齢の引き下げ」(54.0%)が上位にあがった。
また、“介護保険制度の見直し”に対して望むことを教えてもらったところ、「介護保険料の軽減」が最も多く61.9%。次いで「利用者負担の軽減」(55.2%)、「利用できるサービスの増加」(51.4%)と続いた。
次に、40歳以上から「介護保険制度」への加入が義務付けられているが、「家計への負担を感じていますか?」と聞いたところ、88.6%が「非常に感じている」「やや感じている」と回答。
また、介護保険料の支払い開始をきっかけに、老後に対する不安として「老後資金に対する不安」(70.5%)、「働けなくなることに対する不安」(54.3%)、「病気や怪我などの健康不安」(48.6%)が上位にあがった。
続いて、将来の不安(老後資金)に対する備えとして「保険の新規加入や見直しは有効だと思いますか?」と尋ねたところ、86.6%が「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答。有効だと思う点を聞くと、「適切な保険に入っておくことが、将来の安心感につながると思うから」(67.0%)、「いざという時に、自分や周囲の人を守るための備えになるから」(56.0%)、「見直しにより、月々の負担を減らせる可能性があるから」(51.6%)が上位に。
また、保険以外でどのような老後資金を備えたいかに関しては、「NISA・つみたてNISA」が最多の45.5%。次いで「iDeCo(イデコ)」(27.3%)、「預貯金」(27.3%)と続いた。