燦ホールディングスは5月30日、「おひとりさまの終活に関する意識調査」の結果を発表した。調査は3月24日〜28日、終活を自分ひとりで行うと考えている40代〜70代の男女1,000人を対象に行われたもの。
まず、現在の状況について聞いたところ、69%が「家族と同居」という結果となっている。
終活を自分ひとりで行うと考えている理由については、「家族に負担や迷惑をかけたくない」が57%、「自分のことは自分で考えたい」が52%で上位となった。
自分ひとりで行いたい・考えたい終活について尋ねると、「ものの整理」が47%、「老後の資金計画」が45%、「健康管理」が41%で上位となっている。
終活はいつから始めるのが良いと思うかについては、「元気なうちにはじめたい」が過半数を占める結果に。一方で、「老いを感じたら」「健康に不安を感じたら」といった何らかの不安を感じてからと考える人もそれぞれ3割弱となっている。
実際に終活をしている人は、13%と少数。「していないが実践したいと考えている」人は75%であった。
終活に関心はありながらも、実践していない主な理由としては、「まだ早いと思うから」が39%、「何から始めれば良いのかわからないから」が35%で上位となった。