リクルートは5月29日、「外食を伴う出会いの方法」に関する調査結果を発表した。調査は3月31日~4月10日、20代~60代の男女1万103名(首都圏5,843名、関西圏2,732名、東海圏1,528名)を対象にインターネットで行われた。

  • 配偶者やパートナーと出会う方法

    配偶者やパートナーと出会う方法

配偶者やパートナーと出会う方法について聞いたところ、コロナ禍以前は「外食での合コン」(10.8%)の利用率が最も高く、さらに、広義の外食での合コンや婚活パーティーの利用率を合算した「合コン類・計」は13.5%だったが、コロナ禍以降における「外食での合コン」は2.2%と激減。「合コン類・計」はわずか4.0%だった。

  • 「合コン類・計」での利用飲食店ジャンル

    「合コン類・計」での利用飲食店ジャンル

次に、広義の外食での合コンや婚活パーティー(「合コン類・計」)の利用者に、利用した飲食店のジャンルやシチュエーションを尋ねたところ、ジャンルは、1位「居酒屋」(56.5%)、2位「フレンチ・イタリアン料理店」(29.1%)、3位「レストラン、食堂、ダイニング」(25.6%)となり、シチュエーションでは、1 位「個室」(73.8%)、2 位「飲食を含むフェス・イベント」(67.7%)という結果に。世間では「初デート」での利用の是非で「居酒屋」「ファミリーレストラン」等に賛否両論があるが、「居酒屋」は利用率・有効率とも高い傾向にあるよう。

また、出会いに有効であった飲食店のジャンルでも「居酒屋」(65.1%)が1位に。次いで「喫茶店・カフェ」(61.4%)、「フレンチ・イタリアン料理店」(60.7%)と続き、居酒屋は合コンの王道とも言える結果となった。

  • 相手をよく知る方法として外食は有効か

    相手をよく知る方法として外食は有効か

次に、相手をよく知る方法として、外食や飲酒は有効と思うかどうかを尋ねたところ、外食については58.4%が「当てはまる」「どちらかというと当てはまる」と回答。飲酒の「当てはまる・計」は47.1%となり、どちらも「当てはまらない・計」を上回る結果に。性年代別にみると、女性20~50代は「当てはまる・計」が6割台(外食)、5割台(飲酒)と有効性の認識が強いことがわかった。