CUFEISはこのほど、「高齢ペットへのケアと介護の備え」に関する調査の結果を発表した。調査日は3月28日、調査対象・有効回答は10歳以上のペット(犬猫)を飼育している人254人、獣医師255人。

  • 左から、ペットが高齢化した時に、どのように介護するか考えていますか?ペットの日々の変化について記録は取っていますか?

ペットが高齢化した時に、どのように介護するか「考えている(よく11.0%+多少は49.2%)」と答えた飼い主は6割以上。しかし、ペットの日々の変化について記録は取っているかとの問いには、「ほとんど取っていない」が33.1%、「まったく取っていない」が34.3%と、8割以上が記録を取っていないことがわかった。

続いて、獣医師に診察の際、病気やけがの発見が遅く既に症状が進行していたというケースはあるか聞いたところ、「よくある」(52.6%)・「たまにある」(44.7%)の合計は9割以上に達した。

  • 診察の際に、病気やけがの発見が遅く既に症状が進行していたというケースはありますか?

ペットのケガや病気に気付けるように、日常生活のなかで行った方が良いことは、1位「食事量を管理する」(54.1%)、2位「日常の変化を記録する」(46.7%)、3位「排泄量・回数を管理する」(41.6%)となった。

また、飼い主による日々の記録等が残してあると、診察の際に役に立つか尋ねると、9割以上が「かなり役に立つ」(48.6%)・「ある程度は役に立つ」(44.7%)と回答した。

  • 左から、ペットのケガや病気に気付けるように、日常生活のなかで行った方が良いことは何ですか?飼い主による日々の記録等が残してあると、診察の際に役に立ちますか?

さらに、高齢化したペットは特に記録を残しておいた方が良いと思うかとの質問には、ほぼ全員にあたる99.2%の獣医師が「良いと思う」と答えた。

  • 高齢化したペットについては、特に記録を残しておいた方が良いと思いますか?