俳優の中村倫也が主演を務める映画『宇宙人のあいつ』(19日公開)のキャラクター紹介映像が12日、公開された。
同作は飯塚健監督・脚本によるオリジナル作。真田家の四兄妹の次男・日出男として23年間家族になりすましてきた宇宙人(中村)が、地球を離れるまでの残された3日間の中で、人間としてやり残したことに奮闘する。長女・想乃を伊藤沙莉、親代わりの長男・夢二をお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀、頼りない三男・詩文を柄本時生が演じる。
今回公開された映像では、出演が発表されていた南海キャンディーズ・山里亮太と井上和香が声を担当した異色のキャラクターを紹介。山里は、日出男(中村)に付きまとう謎のジャガイモ宇宙人・ジャガを演じ、人間の生態を調査しに地球にやって来た日出男に、土星からの指令を伝達する重要な役どころを担った。一方、井上が演じたのは想乃(伊藤)に釣られたしゃべる巨大ウナギ・ビッグマミィ。日出男が宇宙人のパワーを使ってしゃべれるようにすると、思いもよらない話を切り出してくる。
コメントは以下の通り。
■山里亮太
「見た目ジャガイモの宇宙人役をおねがいできますか?」初めて聞く言葉の並び方に衝撃を受けた。しかも監督が「いったん山里さんが思う宇宙人で」という難しい演出、今となっては言わなくなったあのセリフもここに……これが最後になると思われます。やっていてとても楽しかったです。とにかく、一体どんな映画なのか? 全く分からないんで、勉強に行かせていただく予定です。
■井上和香
久しぶりに飯塚監督の作品に関われて嬉しかったのですが、まさかの鰻役と聞いて驚きました。どんな鰻をイメージしていいのか悩み続け、監督にアドバイスを伺ったら何も言わず鰻屋に連れて行ってもらいました。収録当日までドキドキでしたが、監督からのOKをもらえた時にホッとしました。宇宙人やジャガイモ、鰻が出てくる映画なんてなかなかないと思いますが、とっても笑えて意外と泣ける愛がいっぱい詰まった映画ですので、たくさんの人に観てもらえたら嬉しいです。