キャリアデザインセンターは5月1日、「女の転職type」が実施した「オフィス(職場)メイクの変化」についてのアンケート調査の結果を発表した。調査は4月13日〜23日、女性617人を対象に行われた。
まず、マスクが個人の判断になった事で通勤時のメイク時間が変わったか尋ねたところ、「変わらない」が62.6%で最も多かった。
通勤時のメイク方法の変化についても、「変わらない」が55.8%で最多となっている。一方で、28.5%が「口紅(グロス)を塗るようになった」、14.1%が「チークを塗るようになった」と回答しており、マスクを外す機会が増えた事でメイクの仕方に変化が見られる人もいた。
マスクが個人の判断になった事で美容にまつわる事を行ったかどうかを尋ねると、「とくに何もしてない」が52.0%で最多となった。一方で、27.6%が「スキンケアが念入りになった」は、17.3%が「化粧品を買った」と回答している。
オフィス(職場)でメイクをする理由について聞いてみると、最もおおかったのは「マナー・身だしなみ」で81.0%となり、次いで「気分を上げる・切り替える」が40.7%、「自分をよく見せたい」が29.8%で続いた。
オフィス(職場)でメイクを1カ所しかできないなら何をするかを尋ねると、1位は「眉」で44.2%となった。2位は「下地・ファンデーション」で33.1%、3位は「リップ」で7.0%であった。
職場に男性でメイクをしている人がいるかどうか聞いたところ、65.6%が「いないと思う」と回答した。「少しいる」は7.3%、「たくさんいる」は1.1%で、「いる」と答えた人は1割以下にとどまっている。
男性が職場でメイクをする事についてどう思うかを尋ねると、「多少ならいいと思う」が36.1%で最多となった。「いくらしてもいいと思う」(25.6%)の回答も含めると、約6割が肯定的である事が分かった。
「あまりいいと思わない」「全くいいと思わない」との回答は1割程度となっている。