GMOペパボが運営するハンドメイドマーケット「minne byGMOペパボ」はこのほど、「ハンドメイド作家における副業調査」の結果を発表した。調査期間は2022年12月26日~2023年1月9日、調査対象は「minne byGMOペパボ」に登録し、副業でハンドメイド作品販売をしている作家、有効回答は5,066人。
まず、活動歴を聞くと、「5年以上」が33.7%、「3年未満」が30.4%、「1年未満」が19.6%、「5年未満」が16.1%となり、約半数がコロナ禍(2020年)以降に活動を始めたことが判明。職業別にみると、特に「会社員」が多く、59.1%が活動歴「3年未満」と回答した。
副業ハンドメイド作家活動で収入を得ている人は77.4%。1カ月あたりの売上は、「5,000円未満」が32.1%、「5,000円~1万円未満」が15.6%、「2万円~5万円みまん」が11.4%、「1万円~2万円未満」が11.2%などと続き、1万円以上の収入を得ている人は29.7%だった。また少数ではあるが、100万円以上との回答もあったという。
1週間における作品制作や発送作業などの作業時間については、「5時間未満」が39.8%で最多。作業時間と売上の関係性をみると、作業時間が「5時間未満」の人は、売上「5,000円未満」が最も多かったのに対し、「10万円以上」の売上がある人は、作業時間「20時間〜30時間未満」(21.1%)が一番多かった。
直近1年間で素材の価格が上昇したかとの問いには、74.2%が「上昇した」と回答。値上がりへの対策としては、「作品の販売価格を変更した・検討している」が計64.6%に上った。