Kyashは4月24日、「副業者の賃金のデジタル払い関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は1月13日~15日、調査対象は決済アプリや電子マネーを日常的に利用している20~40代の副業者、有効回答は300人。
まず、「賃金のデジタル払い」の解禁を知っているか聞くと、56.7%が「知っている」と回答した。
賃金のデジタル払いの導入を知っている人に、副業先が同制度を導入していた場合、どのように思うか質問すると、「良いと思う」は62.4%に上り、「不安」は20.5%にとどまった。
今後、賃金のデジタル払いの導入が副業先の選定に影響を与えるか質問すると、同制度を知っている人のうち60.6%が「(副業先選定の基準に)なる」と回答した。
賃金のデジタル払いの解禁を知っている人のうち、副業先が同制度に対応した場合、デジタルで賃金を受け取ってみたいと答えた人は65.9%。希望する賃金の受け取り方法については、6割近い59.0%が「賃金のデジタル払い」と回答した。
さらに賃金のデジタル払いを取り入れたいと答えた人に、デジタルシフトしても良い額を問うと、「5万円未満」が計41.6%となり、収入の一部や少額からの利用を考えている人が多いことがわかった。