自転車での着用努力義務化で「ヘルメット」検索増、「帽子型」にも注目集まる - ヤフー発表

ヤフーは4月20日、4月1日に施行された改正道路交通法により全ての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたことに関連付け、「ヘルメット」の検索ワードにおける分析結果と「ヘルメット」売れ筋ランキングを公開した。

まず、2022年3月〜2023年3月の「ヘルメット」の検索推移を調べたところ、2023年2月から「ヘルメット」の検索ボリュームが急増している事が明らかとなった。4月1日の改正道路交通法施行を前に、ヘルメット着用への関心が高くなったことの影響であると考えられる。

次に、「ヘルメット」と一緒に検索されたキーワードを見てみると、中でもおしゃれなヘルメットを求めて検索している女性が多いと推察された。また、「帽子型ヘルメット」を男女ともに検索していることから、日常で違和感なく使えるヘルメットのニーズが高いことが読み取れる。

年代別割合では、40・50代の女性がヘルメットを検索しているが、「ヘルメット努力義務化」を検索している割合は、他のキーワードに比べて10代・20代が高くなっている。

続いて、「Yahoo!ショッピング」より4月1日〜12日を対象に算出した「ヘルメット」売れ筋ランキングでは、1位「超軽量自転車ヘルメット流線型」、2位「自転車帽子型ヘルメット」、3位「帽子型ヘルメット」、4位「大人用ロードバイクヘルメット」、5位「帽子型ヘルメット」となった。

帽子型のヘルメットは、上位5アイテムのうち3つランクインする結果となっている。

また、「ヤフー・データソリューション」の「商品トレンドマップ」を用いて、今後ヒットが予測(ネクストブレイク)されるキーワードを抽出のもと、今後に流行ると思われるヘルメットについて分析したところ、2位に「カポルヘルメット」というキーワードが出てきた。

「カポルヘルメット」とは、日本パレードと東京しごと財団が共同開発した商品ブランドで、帽子のデザイン性とヘルメットの安全性がひとつになったアイテム。頭上部分を帽子に変えられるため、季節や気分に合わせて着せ替えが楽しめるのが特徴となっている。