アニメ『ULTRAMAN』FINALシーズンより、「ウルトラの母」をモチーフにデザインされた新スーツ・MARIE SUITの新場面写真とキャラクターカットが公開された。

これは、50年前の1973年4月20日19時から放送された「ウルトラマンタロウ」第3話で、初めて「ウルトラの母」が地球に降り立ったことを記念し、このタイミングで公開された。

FINALシーズンには、新たなULTRAMANとして女性型ウルトラマンスーツ“MARIE SUIT(通称:マリースーツ)”が登場する。スーツのモチーフとなったウルトラの母(本名:ウルトラウーマンマリー)は、ウルトラマンタロウの母として、50年前の4月6日に放送が開始された『ウルトラマンタロウ』の第1話「ウルトラの母は太陽のように」で初登場したキャラクター。光の国の「銀十字軍」隊長としてウルトラ戦士たちの救護や看護を担っている。頭部についた銀十字勲章は多くのウルトラ戦士を救った功績により授与されたもので、ウルトラの母の特徴的シルエットの1つだが、本作に登場するマリースーツにも同様の部位が存在し、その特徴は受け継がれているのがわかる。これまで登場してきたスーツ同様、スタイリッシュで洗練されたデザインである一方、女性らしい丸みを持たせたフォルムで、どこか愛らしさもにじませている。

本シリーズは、実際のアクションアクターによる動きをモーションキャプチャーで撮影し、まるで本当にキャラクターたちが生きて戦っているかのようなリアルな動きも魅力の1つ。マリースーツのアクションアクターを担当した川名求己は「ファイナルだろうと何だろうと、アクション部はいつも通り200パーセントで挑んだ訳ですよ。ただ、ただちょっと、ちょっと、女性キャラはチカラ入れてしまっただけですよ。ちょっとハイレベルになっただけですよ。結果面白くなっちゃっただけですよ。ちょっとだけですよ。」とコメントし、その仕上がりに強い自信を見せている。

今回新たに解禁された場面写真では、両手から青く輝く光を放って戦うマリースーツの姿が明らかとなっており、一体どのような動きをアニメーションとして見せてくれるのか、その謎めいたスーツの機能にも注目だ。また、女性らしい腕や足のポージングから、戦う強さだけではないキュートさも兼ね備えた魅力が存分に伝わってくる。果たして初登場となるマリースーツが、進次郎たちULTRAMANたちとどのようなアクションを見せてくれるのか? また、スーツを身に着けるその正体は一体誰なのか?ファイナルにふさわしい壮大な物語の中で、どのような活躍を見せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。

『ULTRAMAN』FINALシーズンは、5月11日より、Netflixで世界独占配信。

(C)円谷プロ (C)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (C)ULTRAMAN製作委員会3