あんしん解体業者認定協会は4月18日、「屋外からの騒音の悩みに関する意識調査」の結果をもとにしたランキングを発表した。調査は2月25日、屋外からの騒音が気になったことがある男女500人を対象に行われたもの。
まず、住まいを決める際に屋外からの騒音を気にしたか聞いたところ、「とても気にした」「多少気にした」の回答は合わせて48.6%となった。
屋外からの騒音で気になるものについての質問では、1位は「車・バイクの音」(211人)となった。走行音のほか、アイドリング音やドアの開閉音が気になるという声のほか、立体駐車場の動作音が気になるという声も挙がっている。
2位は「外での話し声・騒ぐ声」(139人)がランクインした。「子どもの声がうるさい」「道で話し込んでいる声が気になる」などのコメントが寄せられている。
3位は「工事の音」(86人)。建物の解体・建築や、道路工事の音が気になるという声もあった。
以下、4位「動物の鳴き声」(31人)、5位「緊急車両のサイレン」「電車・駅の音」(各28人)、7位「学校・保育園から聞こえる音」(19人)という結果となった。
また、屋外からの騒音対策をしているという人は39.2%であった。
どのような対策をしているかについて尋ねたところ、1位は「テレビ・音楽で紛らわす」(31.1%)となった。イヤホン・ヘッドホンで音楽を聴いたり動画を観たりしているという人が多く見られた。
2位は「窓を閉める」(24.0%)がランクイン。音がかなり気になる場合には、雨戸やシャッターをおろすという人もいた。
3位は「耳栓・イヤホンをする」(23.5%)となった。耳栓の上からイヤーマフをして、防音性を高めているという人もいた。
以下、4位「遮音カーテンを使う」(9.2%)、5位「外出する」(5.6%)、6位「二重窓・防音サッシにする」(4.6%)、7位「部屋を移動する」(4.1%)という結果となった。