俳優の伊藤健太郎が16日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントに登場した。

  • 伊藤健太郎

映画祭のゲストや関係者が集結するレッドカーペットは、新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は開催せず、昨年は感染予防・拡大防止に努めて3年ぶりに「国際通りレッドカーペット」を実施。そして今年は、観客との触れ合いも解禁して開催し、歓声が飛び交う中、参加者がサインに応じるなど、大きな盛り上がりを見せた。

特別招待作品『ザギンでシースー!?』で主演を務める伊藤は、共演の暁月ななみ、主題歌を担当した華原朋美らとともにカーペットに登場した。

沖縄映画祭は2回目の参加だが、レッドカーペットは今回が初めてだという伊藤は「すごく天気もよくて。前に来たときは仕事の都合で(レッドカーペットは)歩けなかったので、今日は歩けてよかったなと思います」と笑顔でコメント。自身の名前を呼ぶ観客の声も聞こえ、「こんなにたくさん来てくださってうれしいです」と喜んだ。

ただ、沖縄を楽しむ時間はまだなかったそうで「海を見ずに帰るのもなという感じなんですけど、たぶん見られずに帰るのかなと……」と残念そうな表情。これだけはやりたいことを聞かれると「本当は海に入りたいですけど、沖縄料理を食べて帰れたらいいかなと思います」と答えた。

2009年に「沖縄国際映画祭」としてスタートした同映画祭は、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなどの取り組みを通じ、沖縄の魅力を発信する総合エンターテインメントの祭典。今年は4月15日・16日の2日間にわたって開催される。