AlbaLinkは4月11日、「入社前にブラック企業を見抜く方法に関する意識調査」の結果を発表した。調査は3月5日~16日、就職活動・転職活動をしたことのある20代~60代以上の男女501名(女性255名/男性246名)を対象に、インターネットで行われた。

  • ブラック企業かどうかを気にして就職・転職活動をしたか

    ブラック企業かどうかを気にして就職・転職活動をしたか

「ブラック企業かどうかを気にして就職・転職活動をしたか」と聞いたところ、67.3%が「気にした」と回答。理由を聞くと、「ワークライフバランスが大事だから」「長く続けるつもりで会社を探していたので」「最初の会社がブラック企業だったので」といった声が。

一方、ブラック企業かどうかを気にせず就職・転職活動をした人からは、「早く職につきたかった」「自分自身がやりたいことかどうかを重視した」「実際に働いてみないとわからないから」といった声が寄せられた。

  • 入社前にブラック企業を見抜く方法

    入社前にブラック企業を見抜く方法

「入社前にブラック企業を見抜く方法」を聞いたところ、「求人内容をよく読む」(118人)が1位に。注意すべきポイントとして、「若手が活躍」「アットホームな職場」といった文言や、「最初から給料が高すぎる」「年間休日が少なすぎる」「誤字脱字」「説明があやふや」「口調が攻撃的」などがあがった。

続く2位は「ネットの口コミを調べる」(110人)。ただし、元社員は不満を書くことが多いため、「すべては信じないが、残業時間数や有給の取りやすさなどは参考になると思う」「口コミサイトにはある程度真実があると思う」といった意見も。

3位には、「面接で違和感を探す」(103人)がランクイン。「面接官が威圧的」「質問にきちんと答えてもらえない」などの場合、ブラック企業ではないかと警戒する人が多いよう。

以下、4位「社内・社員の雰囲気を知る」(93人)、5位「離職率を調べる」(86人)、6位「残業時間数を調べる」(40人)、7位「社員に話を聞く」(26人)と続いた。