スウェーデンで偶然見つけたという奇抜な“湯呑み”の写真が笑いを誘います。え、なぜこれがここに……?

  • いやお前がなんでだよ!(@Fukuya_20CMDより引用)

北欧のヴィンテージ食器や雑貨のオンラインショップを営むfukuyaさん(@Fukuya_20CMD)が撮影した、スウェーデンの都市・マルメのリサイクルショップの写真。たくさんのマグカップにまぎれて写っているのは……なんと日本の湯呑みです。しかも関西では定番のツッコミ・ワード「なんでやねん」と書かれているではありませんか。

これを見たfukuyaさんも思わず「こっちのセリフや。なんでスウェーデンにあんねん」とツッコミを入れてしまうのでした。

写真がTwitterに投稿されると、「笑った」「じわる」「本当に『なんでやねん』ですなw」「スウェーデンの人、この意味わかってるのかなぁ」と多くの反響を呼びました。ツイートは約1万9000件のリツイート、9万7000件のいいねを集めています。

編集部ではfukuyaさんを取材しました。

そんなに頻繁ではないですが…

――写真が撮られた当時の様子を教えてください

スウェーデンのリサイクルショップの多くは慈善団体が運営していて、住民が不用品を無料で持ち込み売り上げを寄付する仕組みです。この店もその一つで、そういった事情から商品のほとんどがガラクタなのですが、ごくまれに有名ブランドも混ざっています。この棚にもロイヤル コペンハーゲン、イッタラ、ホーンジーが密かに混ざって置かれていました。

――ほかにも日本の食器などは販売されていたのでしょうか?

この店にはこれしかありませんでした。そんなに頻繁ではないですが、寿司柄は見ます。いずれも日本旅行のお土産品でしょう。

――大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください

日本時間の夜中に投稿したので、見る人はそんなにいないだろうと思っていました。仕事がら普段からリプが多いので通知を切っているのと、その日はデンマークへの移動日だったためずっと外にいたのとで、現地時間の夜に改めてアクセスしてビックリしました。何がこんなに笑いの琴線に触れたのかわからず、まさに「なんでやねん」の思いです(関西弁ネイティブですので)。


スウェーデンの皆さんからすれば、「トラディショナルな日本語が書かれたおしゃれなマグカップ」なのかもしれませんね。どんな人が使っていて、どんな人が買っていくのか、あれこれ想像したくなる写真でした。