アットホームは3月27日、首都圏における「新築戸建の価格動向」に関する調査結果を発表した。調査は、不動産情報サイト「アットホーム」で消費者向けに登録・公開された首都圏の新築戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)のデータを元に、アットホームラボが調査・分析を実施した。

なお、同調査における首都圏とは、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部(千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市/他)の4エリアを指す。

  • 首都圏8エリアにおかえる価格等

    首都圏8エリアにおかえる価格等

首都圏の新築戸建1戸あたりの平均価格は4,505万円となり、前月から0.3%上昇。16カ月連続して全8エリアで前年同月を上回った。

前月比では、「東京都都下」(前月比0.6%増)と「神奈川県他」(同0.1%増)を除く6エリアで下落。2017年1月以降最高額更新エリアは24カ月ぶりにゼロとなり、上昇の勢いは弱まっている。

  • 首都圏8エリア 平均価格指数の推移

    首都圏8エリア 平均価格指数の推移