ビー・エム・ダブリューが新型「X5」を発売した。納車は2023年7月からを予定している。

  • SAV「BMW X5」の新型モデル(一部改良)を販売開始 ※「BMW X5 xDrive50e」

高性能なMモデルが2種類も!

X5は優れたオフロード性能と路面での高いパフォーマンスを融合した「スポーツ・アクティビティ・ビークル」(SAV)の先駆的モデルとして1999年に初代モデルが誕生。今回の新型X5は、2019年に登場した第4世代モデルをベースとしており、特にエクステリアおよびインテリアがよりモダンなデザインとなっている。BMWらしい走行性へのこだわりと高い実用性を兼ね備えたモデルだという。

  • プラグイン・ハイブリッド・モデル「BMW X5 xDrive50e」

新型X5にはプラグインハイブリッド車(PHEV)の「X5 xDrive50e」とBMW M社が開発する2つの高性能マシン「Mモデル」をラインアップする。

Mモデルのひとつは、サーキットでの本格的な走行を可能とすべく開発されたMハイ・パフォーマンス・モデルとなる「BMW X5 M Competition」。もうひとつはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルとなる「X5 M60i xDrive」だ。

  • 48Vマイルド・ハイブリッド・システム搭載のMパフォーマンス・モデル「BMW X5 M60i xDrive」

新型 X5には、日本においてはBMWが初めて国土交通省からの認可を取得した「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能な、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムだ。

最新世代のコネクティビティも搭載しており、「OK, BMW」と話し掛けることで車両の操作、目的地の設定などが可能となっている。Apple CarPlayへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなど、利便性が大幅に高められている。

  • Mハイ・パフォーマンス・モデルにおいて初の48Vマイルド・ハイブリッド・システム搭載の「BMW X5 M Competition」

さらにBMWデジタル・キー・プラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能となる。車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけでエンジンの始動も可能だ。

メーカー希望小売価格は「BMW X5 xDrive50e M Sport」が1,260万円、「BMW X5 M60i xDrive」が1,520万円、「BMW X5 M Competition」が1,972万円。