2013年4月、和食がユニエスコ無形文化遺産に登録されたのと同じ年に銀座で産声をあげたAKOMEYA TOKYOは、4月7日から4月27日までAKOMEYA TOKYO 10周年フェアを全店で開催する。フェア期間中はこれまでの10年、代表的な商品からこれからのAKOMEYA TOKYOを表現する数々の新商品、またアコメヤ食堂渋谷店では当時の人気メニューの復活など、様々なおいしい輪を届ける。

  • 「10」をモチーフにした注連飾り

これまでの10年、これからの10年への想いを込めて、注連飾り作りプロジェクトの「ことほき」に「10」をモチーフにした注連飾りの作成を依頼。AKOMEYA TOKYOの10周年にふさわしい、ほんものの注連飾りが完成した。この注連飾りの装飾部分には、AKOMEYA TOKYOとつながりが深い、島根県飯南町で実際に注連飾り用に作られた稲穂を使用している。島根県飯南町は注連飾りの一大生産地で、出雲大社の大注連縄も製作している。

「ことほき」は、2人のクリエーター(鈴木安一郎と安藤健浩)が日本の民芸と稲作文化に魅了され、2011年に立ち上げた「しめ飾り」作りプロジェクト。祝いの言葉、「言祝ぐ」(ことほぐ)、「言祝ぎ」(ことほぎ)、「寿ぎ」(ことほぎ)、「寿」(ことぶき)の意味と響きから名付けられた。AKOMEYA TOKYOでは不定期に注連飾りの販売やワークショップを開催。

  • 限定パッケージの「黒澤ファーム つや姫」・「飯南町コシヒカリ」

10周年限定商品は、限定パッケージの2合パック米とアコメヤの出汁(2袋)。AKOMEYA TOKYOが銀座で開業したときから人気の「黒澤ファーム つや姫」、出雲大社に実りと収穫、ご加護とご縁を願い奉納した「飯南町コシヒカリ」の2種類のお米が、これまでのご愛顧へ感謝を込めて、10周年限定パッケージで登場。島根県飯南町産 出雲國ご奉納コシヒカリ(2合) 700円、山形県南陽市産 黒澤ファームつや姫(2合) 800円。

  • アコメヤの出汁

とことんこだわった国産原料を贅沢に使った「ほんもの」の美味しさが味わえるアコメヤの出汁。人気の「かつお」と「焼きあご」を、限定シール付きでプチギフトにもぴったりな10周年限定ラッピングにした。アコメヤの出汁(かつお5P入り1袋、焼きあご5P入り1袋) 1,004円。

  • 土鍋ごはん御膳

また、AKOMEYA食堂限定メニューとして、建物の建て替えのため、2020年に惜しまれつつ閉店したAKOMEYA TOKYO銀座店「AKOMEYA厨房」の人気メニューが、期間限定で「AKOMEYA食堂」東急プラザ渋谷店で復活! ミシュランガイドのビブグルマンにも選出された(2015~2016年)銀座の味をぜひ渋谷で。土鍋ごはん御膳(2,200円)は4月7日~4月27日にAKOMEYA食堂 東急プラザ渋谷店にて提供する。

  • アコメヤの純正醤油 奥出雲

10周年特別企画商品は、1,000本限定の「アコメヤの純正醤油 奥出雲」限定醸造と天然籾灰釉×MINO MAKELAY。長きに渡り、AKOMEYA TOKYOのオリジナル醤油を製造している、島根県の森田醤油。AKOMEYA TOKYOの10周年のタイミングで、森田醤油が大切にする”組み直した三十石大桶”で造った特別な醤油を1,000本限定で販売。三十石大桶で造られる醤油は、小さなサイズの木桶と比べて空気に触れる面積が少なく、外部からの温度変化を受けにくいのが特長で、きれいな色合いで豊かな香りの醤油に仕上がる。アコメヤの純正醤油 奥出雲 限定醸造(150ml)756円。

  • MINO MAKELAY 籾灰釉

約1300年の歴史を誇る、岐阜県の美濃焼。日常使いの器を中心に高いシェアを維持してきた美濃焼は、この先の未来に向け、美濃焼の文化、ブランド価値の向上、新しい技術開発など、様々な取り組みが行われている。AKOMEYA TOKYOはこの先10年も使い続けられる道具として、本来捨てられる藁や籾を灰にして作った釉薬や、陶土の風合いを保ちながら給水性を抑え、食器洗浄機や電子レンジで使用可能、且つリサイクル可能な新素材の土(MINO MAKELAY)を使った器を製作。MINO MAKELAY 籾灰釉 飯碗(白土・赤土・黒土)2,750円、MINO MAKELAY 籾灰釉 丼(白土・赤土・黒土)3,850円。