グループワークやプロジェクトでチームを組んだ際に、チーム名を決めるのに困った経験はありませんか? スムーズにチーム名が決まれば、すぐに本題に入れますね。
今回はチーム名の決め方やコツ、注意点を紹介します。
そもそもチーム名ってなぜ必要?
チーム名の働きは主に機能面と情緒面の2つに大別できます。
機能面では、他チームとの違いを示す記号としての役割です。 それぞれ異なるネーミングを導入することで、複数のチームが違いと独自性をアピールできます。
情緒面では、チームメンバーの結束力を高める役割です。同じチームに所属している意識を高め、メンバーの団結力や士気を上げる効果があります。
ユニークで印象に残るチーム名をつければ、こうしたメリットをより効果的に引き出せます。チームメンバー全員が納得でき、他のチームや外部の人間にも胸を張って言えるようなチーム名を考案しましょう。
チーム名・グループ名の決め方1. メンバーの特徴から決める
まずは、メンバーの特徴から決める方法を紹介します。
チーム名を通してメンバーに結束や統一感など、仲間意識を持たせるのに有効な要素です。
①メンバーの頭文字からとる
メンバーの頭文字からとったチーム名にする方法があります。名前や苗字の頭文字を並べ替えてチーム名を作ります。ひらがなや漢字、アルファベットにして並べ替えるとおしゃれな名前になることも。
苗字や名前の組み合わせにすれば、他のチームと被ることもありません。 オリジナリティに溢れたチーム名にしやすいためおすすめです。
②地名から決める
地名からチーム名を決める方法もあります。サッカーや野球などのスポーツチームでよく採用されていますよね。地名が共通しなかった場合は、地方や東西など大きなくくりでチーム名にまとめるのもおすすめです。
地名に、特産や地理的な特徴を表すキーワードを加えれば、印象が残るチーム名になるでしょう。
③共通の特徴・趣味から決める
チームメンバーに共通する特徴や趣味から決める方法もあります。
メンバー間で趣味が同じで、話が合いやすい場合はその要素をチーム名に盛り込むと価値観を共有して団結力を高められます。
髪色や身長などの外見的な特徴で決めるのもいいですね。
お互いを知るために、十分なコミュニケーションをとってからチーム名を決めましょう。
④メンバーの雰囲気で決める
どうしても共通要素が見つからない場合は、メンバーの雰囲気で決めるのも一つの手です。優しいな雰囲気やエネルギッシュな雰囲気など、直感的な要素でもチーム名の参考になるでしょう。
チーム名・グループ名の決め方2. チームの目標・雰囲気から決める
チーム自体の目標・雰囲気から決める方法もおすすめです。
①チームの目標から決める
最もシンプルな方法は、目標からチーム名を決めることです。 目標をチーム名に取り入れると、目的意識をも保ちやすく気が引き締まるというメリットがあります。
②チームのコンセプトから着想を得る
チームのコンセプトからチーム名を決める方法もあります。 プロジェクトで担当する事業内容や企画内容、チームのロゴなどを基準に名前を決めましょう。
③イメージカラーから決める
イメージカラーをチーム名に入れる方法も簡単に決められるためおすすめです。 企業のインターンシップであれば、グループ卓ごとに色分けされることもあります。 そのようにチームカラーが与えられる場合は、色をチーム名に取り入れるとスムーズに決められます。
チームカラーがない場合は、メンバーのファッションなどの色から、チームのイメージカラーを決めるのも楽しいですね。
チーム名・グループ名の決め方3. 言葉の響きで決める
言葉の響きからチーム名を決める方法もあります。
ついつい言いたくなる面白いチーム名にしやすい反面、ワードセンスが求められる決め方です。
①流行りの言葉を取り入れる
流行りのワードを取り入れると、なじみのあるチーム名にできます。印象に残るチーム名にしやすいかつ、気軽に決められますよ。
流行りの言葉であれば、口に出す機会も多いため、メンバーがチーム名に愛着を持ちやすくなるでしょう。
②ダブルミーニングにする
ダブルミーニングとは、いわゆる掛け言葉であり、1つの単語に2つの意味を持つ言葉です。ひらめきや語彙が求められ簡単には決められないので、こだわりたい方向けの方法です。
決めるのに困難な分、上手く意味がはまったときにはおしゃれな名前になります。
③外国語に翻訳してみる
チーム名を英語やフランス語などの外国語に翻訳する方法もあります。 日本語だとパッとしない印象を受ける名前でも、外国語に変えてしまえばおしゃれになることも。
代表的な例でいえば、タイヤメーカーの「ブリヂストン」が挙げられます。 この社名は創業者の石橋氏の姓を英語にしたものです。 橋を表す”Bridge”と石を表す”Stone”をかけ合わせたネーミングです。 応用幅が広く、横文字だとおしゃれな印象を与えられるでしょう。
チーム名・グループ名におすすめのおしゃれな言葉
おしゃれな言葉をチーム名に採用したい場合、色や目標などを外国語に置き換えたり、かっこいい漢字をあてたりするという方法があります。
特に、フランス語はやわらかく、英語よりもおしゃれな単語が多い印象です。 おしゃれな言葉の例を下記で紹介します。
●色の名前(フランス語):ルージュ、ノワール、アルジェント、アランチオーネ
●目標(フランス語):ヴィクトワール、グランドール
●日本語のかっこいい言葉:絆、百花繚乱、疾風
チーム名・グループ名を決めるときのコツ・注意点3選
以下では、チーム名を決める際のコツと注意点を3つ紹介します。
①アイデア出しを工夫する
チーム名はメンバーが全員で取りかかれば少ない時間で決められます。 そのため、全員が参加できるアイデア出し方法を採用すると上手くいくケースが多いでしょう。
そして、メンバーのアイデアは否定しないように注意しましょう。常にチームメンバーをリスペクトして親交を深めることがカギです。
②オリジナリティを意識する
オリジナリティを意識したネーミングにすることも重要なポイントです。 社内や関係する団体に同じチーム名のグループがあると識別されづらくなり、覚えてもらえなくなる可能性もあります。
③名前のバランスに注意する
チーム名のバランスが崩れてないかを注意しましょう。 ごちゃごちゃしたチーム名は覚えにくく、チームのメンバーにとってもなじめないと感じられる可能性もあります。
かっこいいチーム名をつけて結束力を高めよう
メンバーが気に入って使えるかっこいいチーム名は結束を高められます。 そのため、今回の記事を参考に最適なチーム名決めができるコツを押さえておきましょう。