婚活事業を複合展開するIBJは3月23日、新型コロナ5類移行における「婚活事情」に関する調査の結果を発表した。調査は3月6日~15日の期間、日本結婚相談所連盟で活動する個人1,539人を対象に行われたもの。

  • 婚活でマスク着用に不便を感じますか?

婚活でマスク着用を不便に感じたことがあるか尋ねたところ、「はい」は47.6%、「いいえ」は52.3%となった。

新型コロナ5類移行で婚活はしやすくなるかとの問いには、6割近い58.8%が「はい」と回答。具体的な場面としては、「相手とのコミュニケーションが取りやすくなる」が45.2%、「出会いの場に行くのを自粛しなくて済む」が32.3%、「マスク着用時よりもギャップが少なくなる」が21.2%などとなり、同調査では「婚活に対して前向きな意見が多く、今後の婚活が活発化することが予想される」と分析している。

  • 新型コロナ5類移行で婚活はしやすくなりますか?

今後の婚活においてマスクを外してのぞむか聞くと、「周りの状況を見ながら外す」が60.8%、「マスクを外す」が26.7%と、約9割がマスクを外すことを考えている結果に。他方、「マスクを着用する」は12.4%となった。

  • 今後の婚活においてマスクを外して臨みますか?

コロナ禍で婚活への意識が変わったと答えた人は37.3%。具体的には、「会える場が少なくなり、結婚がより困難だなと思うようになりました」(20代女性)、「家族の大切さを改めて感じました」(30代女性)、「1人で生きていくことの寂しさや、自分から行動しなければ出会いは得られないことを痛感した」(30代男性)といった声が寄せられた。