インタツアーは3月15日、23卒〜24卒学生に向けて実施した「内定承諾・辞退の決定要因調査」の結果を発表した。調査は1月16日〜23日、676人を対象に行われたもの。
まず、内定を辞退した経験について聞いたところ、「ある」と回答したのは35.3%であった。23卒生では75.7%にのぼり、24卒生でも28.1%となっている。
就活の際に何を重視して志望企業を決めているか尋ねると、「業種・職種」 が75.3%で最多となり、次いで「勤務条件(年収・福利厚生・ワークライフバランス/働き方・勤務地など)」(73.9%)や「社風(社員の人柄・会社の雰囲気・価値観など)」(62.4%)が続く結果となった。
内定を辞退した経験がない学生に、選考参加や内定の承諾を決めたポイントについて聞いてみると、「自分の希望と合っている企業だと感じたから」が46.5%で最多となり、次いで「もともと、この企業に入りたいと思っていたから」が24.3%で続いた。
内定を辞退した理由として最も多かったのは、「他の企業の内定が決まった」で32.5%。以下、「社風が合わない」が27.4%で続いた。また、内定や選考を辞退したタイミングについては「内定後」が32.1%で最多となったほか、「1次面接後」が24.9%、「エントリー後」が23.6%という結果となっている。
選考や内定を辞退する要因についての質問では、決定要因が「ある」と回答した学生は59.7%であった。その要因で大多数を占めたのは、「面接官の印象が悪い」で55.8%となっている。