森永乳業は3月14日、「春先の不調に関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は2月17日〜20日、調査対象は16歳〜65歳の個人、有効回答は1,000人。
季節の変わり目となる春先に心身の疲れやダルさを感じたり、気分が落ち込んだりしたことはあるか尋ねると、「ある」が25.4%、「どちらかといえばある」が35.0%となり、計60.4%が春先の心身の不調「春ダル」を感じていることがわかった。
「春ダル」を感じている人の詳細をみると、男女別では、男性54.0%、女性66.8%と、女性の方が12.8ポイント多い結果に。また、大腸の健康状態別では、大腸に不調が「ある」人では83.9%、「どちらかといえばある」人では80.0%と、大腸に不調を抱える人の春ダル率は特に高いこと明らかになった。
「春ダル」を感じる人の具体的な不調の内容は、「心身の疲れやだるさ」が60.6%でトップ。次いで「やる気が出ない、気力がない」 が56.1%、「気分が落ち込みやすい」が39.6%と続いたほか、「何となく不調」と特定できない症状も31.8%を占めた。
また、「春ダル」を感じる人に、春先に心身の疲れやダルさを感じたり、気分が落ち込んだりする時、何か対策をするか質問したところ、「特に対策をしない」が23.5%、「ほとんど対策をしない」が29.1%と、半数以上の52.6%が具体的な対策をしていないことが判明した。