クリーンエア・スカンジナビアは2月27日、「職場における受動喫煙調査」に関する結果を発表した。調査は2022年12月7日~13日、20~40代非喫煙者の男女計300名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「職場での受動喫煙が気になることはある」という人は40%。気になる理由としては、「喫煙者からタバコのにおいを感じるから」(83票)、「喫煙者の分煙への意識が足りないと感じるから」(49票)、「喫煙スペースから漏れ出す煙が気になるから」(47票)が多い結果に。
また、「職場では受動喫煙対策が行なわれているか?」と尋ねたところ、52%が「はい」と回答。対策内容としては、「社内は完全禁煙になっている」(79票)、「喫煙室が設置されている」(62票)、「屋外の喫煙スペースが設置されている」(48票)が多いよう。
一方、「受動喫煙対策が行なわれていない」(48%)と回答した人に望む対策を聞くと、「特に対策は必要ない」がダントツに多かった一方で、やはり、社内完全禁煙や喫煙室、屋外の喫煙スペース設置を求める声も多くあがった。
次に、「職場の受動喫煙対策はもっと強化されるべきだと思いますか?」と尋ねたところ、61%が「はい」と回答。どのような強化を望むか質問したところ、「社内の完全禁煙化」(102票)や「高性能な空気清浄機の導入」(88票)、「喫煙室の増設」(58票)、「分煙機・分煙キャビンの導入」(50票)が上位にあがった。