俳優の眞島秀和が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』(毎週木曜23:59~)第6話がきょう23日に放送される。

  • 左から眞島秀和、矢田亜希子=読売テレビ提供

恋愛作品の名手・原秀則氏による同名コミックスを映像化する同作は、40代独身のデザイナーが、2人の女性との交流を通じて人生と恋、そして過去にやり残した想いと向き合っていく姿を丁寧に描く等身大のヒューマンドラマ。物語は、眞島演じる拓郎のもとに、かつて想いを寄せていた女性・安奈が亡くなったという知らせが届くところから動き出す。安奈との過去に想いを残す拓郎、亡くなった母が過去に愛した人を追うくるみ(中田青渚)、そして拓郎に密かに想いを寄せる絵里(矢田亜希子)。どこか不器用な3人が、互いの考えに触れて刺激し合い、新たな一歩を踏み出していく。

先週放送の第5話では、ついに25年分の思いを拓郎に伝えた絵里だったが、拓郎の無言の反応に耐えられず、思わずその場を立ち去ってしまうという切ないシーンで幕を閉じた。

今夜放送の第6話では、突然の告白に戸惑う拓郎がその場を去ってしまった絵里を慌てて追いかける。涙を浮かべる絵里を前にした拓郎は、大切なものは一番近くにあったのだと気づかされる。そして絵里が長年秘めてきた想いがようやく動き出すのだった。一方くるみは怪我をしたときに助けてもらったお礼に拓郎の絵を描くことになるが、悠(木全翔也)は複雑な表情。ついに絵が完成して拓郎へ渡しに行く途中、偶然拓郎と絵里が親しげに歩く姿を目撃してしまう。じっと見つめたまま動けないくるみは自分の気持ちに気付き戸惑う……幼馴染みの関係にも変化が?