はぐくみプラスは2月14日、「花粉症の悩みや花粉症とヘアケアについてのアンケート」調査の結果を発表した。調査は1月27日~30日、花粉症の20〜40代の女性200名を対象にインターネットで行われた。

  • 帰宅後の花粉症の症状

    帰宅後の花粉症の症状

調査によると、家に帰っても「花粉症の症状を感じる」という女性は、実に92.0%。帰宅後の花粉症対策について尋ねたところ、「玄関前で衣類をたたいてよく花粉を落とす」「鼻の中を綿棒で掃除する」「すぐにシャワーを浴びる」「目を洗う」など、多くの対策が講じられていることがわかった。

  • 肌荒れと花粉症

    肌荒れと花粉症

次に、花粉症による肌荒れや皮膚のかゆみに悩まされるこの時期、「花粉を意識してスキンケアアイテムを替えていますか?」と聞いたところ、18%の女性が「いつもと違うものに替えている」と回答。具体的には、「花粉症の付着をブロックするクリーム」を追加したり、「敏感肌用」「保湿力が高いもの」などに替える人が多いよう。

同様に、メイクアイテムについても調べてみると、14%が「花粉を意識してメイクアイテムを替えている」ことが明らかに。「目がかゆくて触ってしまうので」「ティッシュで鼻を頻繁にかむ」「マスクで擦れる」という理由から、アイメイクやファンデーションは落ちにくいものをと“しっかりめのメイク”を選ぶ人がいる一方、過敏になった肌のために「敏感肌用の軽めのファンデに」「リキッドをパウダーに替える」と“引き算メイク”をする人も見受けられた。

ヘアケアアイテムに関しては、「シャンプー&コンディショナーやスタイリング剤をいつもと違うものに替えている」という女性は5%と少なめ。しかしながら、アンケートでは「髪に付着した花粉症が気になる」という女性は76%にものぼり、少なからず髪や頭皮に花粉の影響を感じているよう。対策としては、「花粉が付きにくいスプレーを使用」「頭皮がよく洗えるものに」「頭皮に刺激の少ないものに」「髪の乾燥を防ぐためにトリートメントを追加」などがあがった。

  • 花粉症と洗濯

    花粉症と洗濯

一方、「花粉症対策のために洗濯洗剤をいつもと違うものに替える」という女性は14%。花粉の時期は完全部屋干しになるので「部屋干し用洗剤を使う」という人が多く、“花粉が付きにくい洗剤”という機能性を重視した洗剤を選ぶ人も。また、“花粉症が付着しにくい”と銘打った衣類を持っている人も17%見受けられた。

そのほかの花粉症対策としては、顔やマスクにスプレーして花粉の付着を防ぐ「花粉防止スプレー」を使用している人が多かったほか、ゴーグルのような「花粉防止用メガネ」はもちろん、普段はメガネをかけないけれどこの時期は伊達メガネをかけるという人も多数。

また、「花粉を意識して積極的に摂取する飲食物」を教えてもらったところ、ヨーグルト等の「乳製品」や納豆などの「発酵食品」、近年注目されている「レンコン」や柑橘類の「じゃばら」など、食べものや飲みもので「体の中から免疫力を高めて症状を出にくくする、軽減する」、そんな対策をしている女性も全体の40%近くいることがわかった。